「切るではなく切れる包丁」包丁砥ぎ師 坂下勝美さん、「圧すではなく自ずと圧せる姿勢」。
ハギと10月の空、今年はハギの開花も遅れました。
深夜に目覚めて「プロフェッショナル」の再放送で、包丁砥ぎ師 坂下勝美さんの仕事を見ました。
機械で角度を調整しながら包丁を砥ぎ、砥石、紙やすり、最後は包丁の峰を母指で滑らかに整えていました。
指にかなうものはないそうです。
「切るのではなく切れる包丁」を砥ぎあげるために気を配り全力で仕事をしていました。
世に認められるまでに30年かかったそうです。
食材との接触を最小限にして、食材の断面が滑らかに切れる包丁に仕上げるまでには、道具の選択や角度の調整と砥ぎの摩擦で熱のこもった包丁を休ませるなど、渾身の気配りと全力の集中の連続でした。
指圧も「(指の力で)圧すのではなく、自ずと圧せる構えと姿勢を作る」ことが必要です。
切れる包丁のように、指圧は母指への全身のわずかな体重移動が空気を分けて空気の通り道を作るような感覚があります。
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