50代男性、左肩外旋痛。
今朝は空気が冷たく感じられます。雨上がりの東の空は霞んでいて薄っすらと筑波山が見えます。
内装業の50代男性、御得意様からの紹介で左肩痛があるとうかがっていました。
左肩は外転と屈曲では痛みが出ないのですが、外旋の動きで痛みが出ました。いわゆる五十肩ではありません。
今回は検査を兼ねて仰臥位左上肢から指圧を始めました。左上肢と肩周りを指圧後、まだ外旋の動きで抵抗があり、内旋筋である肩甲骨胸側の肩甲下筋がこっていて指圧で強い痛みがありました。
どこがというのではなく、全身がこっています。
寝ていてふくらはぎがつるというのもストレッチ不足、運動不足が原因として考えられます。
伏臥位の指圧では首、肩、背中と大腿後側までこっていて、左肩甲骨外側の小円筋停止部以下の筋肉の半分くらいは倍か3倍の太さにこっています。
重たいサッシの窓を外す作業などで左肩の外旋と背中を反らしてサッシの重さを受け止めることがよくあるそうで、左小円筋は使い過ぎになっていたようです。
全身指圧後、いくつかのストレッチを覚えていただいて施術を終えると、左肩外旋の動きは滑らかになっていました。
右利きでクロスを貼るなど前斜め上に腕を伸ばすことが多い内装業で、ストレッチ不足もあり、外旋の形で重さを受け止めることの多い左肩の小円筋は仕事用に発達し、凝り固まっていたようです。
おそらくストレスでタバコの量が多くなっていたのでしょう、体を煙で包んだようなタバコの臭いがしました。
タバコをやめられるといいのですが。
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