昨日のアロマ指圧講座「膀胱経」。
昨日の原宿生活の木のアロマ指圧講座は「腰痛と膀胱経」がテーマでした。
内眼角の「晴明」から始まり背中を下行して第5趾に終わる膀胱経を使った動きを簡単に示すと、走り幅跳びで踏切った直後の反り腰の空中姿勢です。
地面を蹴る、背中を反らすなど、反動で前方に速くて大きくて強い動きをするのが膀胱経の経脈が走る体の後ろ側の筋肉ですが、座位で猫背姿勢が続いて大股で速く歩く動きがなくなると筋力が弱まって脚がむくみ、さらに姿勢が悪くなってやがては内臓の病気にもつながります。
実技では伏臥位の基本指圧と、伏臥位、横臥位、仰臥位の膀胱経のストレッチ、ラベンダーとマジョラムを使った膀胱経の至陰から委中・委陽までのアロマオイルトリートメントを行いました。
やはり難しいのは指力や腕力を抜いてしっかりと広く母指指紋部を皮膚表面に対して垂直に当てて、それを支えに肘を伸ばし背中を起こすことで体重移動の指圧をすることです。
皮膚をとらえずに母指が前後や左右にずれれば深い部位に圧は到達せず、ねじれた揉み返しの刺激になります。
指力はいりません。力で圧しているうちは強い痛みがある方には通用しません。
硬いものにぶつかったら戻ってくればいい、次に圧す時は少しゆるんでいます。
丁寧に、丹念に、そこが一番難しいところです。
繰り返しているとできるようになっていきますから、自分が疲れないように、受け手を疲れさせないように、視覚を切って触圧覚に集中してください。
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