昨日の原宿生活の木セミナー、「更年期の指圧」と「健康貯筋のエクササイズ」。
昨日の朝の原宿は小雨、生活の木のお隣にはいつの間にか欅坂46CAFEができていましたが、まだ表参道が混雑しているというほどではありませんでした。
午前の「更年期のセミナー」では卵胞刺激ホルモンを分泌する下垂体のある頭部と子宮・卵巣のある腹部は自己指圧で、その後の腰部と殿部の指圧、子宮・卵巣を刺激する足から膝の腎経、脾経、肝経、膀胱経の経脈を正確にとらえたクラリセージとフェンネルを使ったアロマオイルトリートメントは相モデルで実技を行いました。
正確にツボをとらえればツーンとする刺激が脳に伝わります。「痛ければ刺激を弱くする」ということが大切です。
痛がらせるために刺激をするのではありません。メンテナンスのできていない詰まった部位を指圧すれば痛いのが普通です。
痛みや不安がある方の症状を改善するためには体全体から答えを求めていけばいいということが、更年期の方への指圧・マッサージからもわかっていただけたのではないかと思います。
午後の「エクササイズ」では最初にやったロコモ度チェックの椅子からの片足立ちで皆さんがうっすらと汗ばんでいるのがわかりました。
暖房が効き過ぎていたのかと思ったら、それを察したスタッフの方が送風に切り替えてくださっていたそうです。
下肢、上肢、頭の重さを使った座位と立位の自重エクササイズでも、人数が多ければ十分に汗をかいて室内の温度が上がるくらいの熱が発散されます。
予想したよりも片足立ちでグラつく方が多かったのは、鍛えていかなければ若くてもすでに筋力とバランス感覚が衰え始めていて、転倒骨折の危険は芽生え始めているということです。
上肢、下肢、首を鍛える自重エクササイズでしたが、ある筋肉のエクササイズはその反対側にある拮抗筋のストレッチ効果があるので、セミナーの終わりに受講者の方の首、肩、背中を指圧させていただいたところ、ゆるんでいた方がほとんどでした。
運動が苦手でも、痛みがあっても、痛みの出ない範囲で、動かせる部位はしっかりと動かせばいいので、気持ち良く健康で毎日を過ごすために、グラつきやすいほうの脚や苦手なほうを多めに鍛えてください。
家の中のわずかなスペースで冬でも雨の日でも毎日体を鍛えれば、必ず体は良い方向に変わっていきます。
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