初期の認知症、家族のほうがストレスを溜める。
今朝は風がないので外を歩いていても首をすくめるほどの寒さではありませんでした。庭の草に隠れるようにしてタンポポが一つ咲きました。
昨日は80代女性のお宅で今年最後の指圧、指圧中はおなかがよく動き、新しい入れ歯にも慣れたようで体の調子は良さそうです。
認知症の初期であることを御本人はそうは思っていない様子、同じものばかりを買ってくるとのことで90代の旦那様のほうがストレスを溜めていて、大きな声を出した時や食事中に喉が詰まるような感じがあるのはどういうことかという相談を受けました。
心臓のバイパス手術をしているのでその影響もあるかもしれませんが声にかすれもなく、会話は正常、お宅に御邪魔している間に買い物にも行ってこれたので大きな異常が起きているわけではないようです。
奥様との会話が成立しないことが増えてストレスを溜めていることは間違いないようで、毎日一緒にいるとイライラが溜まっていくのでしょう。
仕事では大きな声で号令をかけていた方で、喉頭蓋の閉じるタイミングが遅れて誤嚥しないようにゆっくりと水分を摂りながら食べるといいのですが、そういう食べ方が嫌いだそうで、どちらかというとゆったりゆっくりという性格でもないようなので、慌てず急がず、あまりカッとしないようにするしかないのかなぁと思いました。
年を重ねていくと小さな異常はいろいろと起こってくるので、生き続けるということはちょっとした異常をそういうこともあると明らめて、受け入れて、上手に付き合っていく修行なのでしょう。
月に2回の訪問が御夫婦の良い刺激になっていれば幸いです。
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