80代女性、腰痛、右下肢痛、浪越徳治郎先生と握手をした時の話。
八王子は雪が降ったそうですが、こちらは雨が上がって晴れてきました。
80代女性、主訴は腰痛と右下肢痛、指圧の予約を午前10時と確認してお待ちしていたところ、10時半を過ぎても連絡もなく、駅で待ち合わせをしていたという別の町に住む娘さんから「そちらに着いていないか?」という電話があって、11時に予約したことになっていたそうで、11時になってまた娘さんから電話があって「万が一のことがあっては」ということになっていたところ、11時10分くらいにタクシーで到着しました。
「家で倒れているか、事故にでもあったか」と心配している娘さんに早速電話をかけて、御本人にも電話に出てもらったところ、早く着いてしまって待てなくて先に来てしまったようです。
指圧の後に一緒に出かける所があるということで、とりあえず娘さんには先にそちらへ向かってもらうことになって指圧が始まりました。
右腰には変形した厚みがあってカイロを貼っています。埼玉県でも千葉に近い町に住んでいらっしゃるので8月以来の指圧、仰臥位で股関節を動かしてみると右のほうがより動きが悪いことがわかります。
仰臥位の指圧とストレッチ、伏臥位の指圧とストレッチ、横臥位のストレッチで施術を終えるとトイレに行きました。
着いてすぐにもトイレに行き、途中駅でもトイレに行ったそうですからむくみもありましたが頻尿でもあります。
糖尿、高血圧、高脂血症と治療中で、腰の変形で背中は伸び切りませんでしたが、最初にストレッチをした時よりも、股関節や肩の可動域は拡がっています。
指圧中に、上野池之端のうなぎ屋(たぶん伊豆榮でしょう)で老舗の漢方薬の店の「まむ会(マムシの会)」というのがあって、浪越徳治郎先生に握手をしてもらってその手が厚くて柔らかだったという話をうかがいました。
指力で圧していればそういう手にはならない、その話を聴いただけで身が引き締まる思いがしました。
駅まで車で送り、リュックを背負って杖は片手で持って使わずに、駅のエレベーターに向かって歩いていかれました。
待ち合わせをしていた娘さんに怒られたとしても、あの元気なら大丈夫そうです。家で倒れていたのではなくてよかったです。
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