肘を伸ばしていても肩甲骨外転では指圧にならない。
今日から小寒に入りましたが氷は張っておらず、筑波山の麓から靄が立ち上っているので厳しい寒さではないようです。
昨日は今年初、近くの温泉施設に行ってきました。
そこのマッサージルームを通り過ぎる時に横目で見かけた施術の姿勢、一人は猫背で肘を曲げていて論外、もう一人は肘を伸ばし背中を起こしてはいましたが肩甲骨が開いていたので体重移動のできない姿勢でした。
資格は持っていないと思うので、施術の姿勢は言われたままをやろうとはしているのでしょうが、おそらく教えるほうもさほどわかってはいないので、その圧し方では本質をとらえない形態模写でしかありません。
肩甲骨が開く、つまり肩甲骨外転で背骨から肩甲骨が離れていけば、上肢の突っ張りが効かずに結局は指を沈める方向の屈筋の力で圧すことになり体重移動の指圧はできません。
無理な圧し方になるか、指を当てているだけにしかならない姿勢です。
正しい指圧は、肩甲骨を内転させる必要はないのですが、母指指紋部を支えにして、手首、肘、背中と順番に起こしていくイメージ、この順番が逆になると指を当てているだけで体重移動はできなくなり、結局は指力で無理に圧すことになります。
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