60代女性、左肩痛、90%回復、100%のストレッチをしなくていい。
立春の朝、寒さは厳しくありません。このまま季節が進みそうですが週末は寒くなる予報です。
60代女性、主訴は左肩痛と左腰痛、左小円筋に沿った肩甲骨外側の痛みを自覚していましたが、腋窩の肩甲下筋や三角筋前部もこっていました。
左腰というよりは左の背中が猫背でこっていて、左肩のストレッチはあまりできていないようです。
しかし、御本人は肩の屈曲や外旋のストレッチをしているとのこと、健康な人の100%のストレッチをしているのでほとんど治ってはいても古傷のある左肩にはストレスになっているようです。
全身指圧後、猫背の背中が伸びて、ゴリゴリ音がしていた左肩の動きも滑らかになりました。
手掌を組んで裏返して手掌を上にして頭上に上肢を伸ばすストレッチをしていたので(肩屈曲+外旋)、痛みが出て肘を曲げてしまいストレッチの効き目が半減していたようです。
小円筋は外旋筋ですから、このストレッチで手掌を裏返さなければ肩屈曲のストレッチになるので肘が伸びて痛みの出ないストレッチになります。
上腕骨に対して内旋外旋させる動きは腕を下げていてもできるので、痛みがある時は複合的なしっかりとしたストレッチではなく、ゆるくて単純なストレッチをしていったほうが患部の痛みは改善します。
左肩は古傷の引っ掛かりはあるかもしれませんが、いろいろな方向に動かしていけばもっとよくなります。もうほとんど治っています。
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