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2020年2月26日 (水)

60代女性、右殿部痛、筋トレで悪化。

225_20200226082401 菜の花

 

 今朝は小雨、花粉症の方にはやさしい雨です。

 60代女性、朝起きた時から右の殿部に痛みがありましたがヨガの教室に行き、友人に誘われていたカーブスの体験レッスンにも行った後に痛みが強くなって指圧にいらっしゃいました。

 触診では、右の腰から仙骨上や腰椎棘突起に触れて痛みはなく、右殿部を浅く圧しても痛みはなく、右殿部側面深層の中殿筋を圧して主訴と一致する痛みがありました。

 立位で右股関節を外転させると痛みが出現し、腰に手を当ててもらって骨盤を右に回しても左に回しても痛みがありました。

 伏臥位の指圧で肩もこっていましたが、主訴と一致する痛みは右殿部を深く圧した時だけ、坐骨神経に沿った痛みもありませんでした。

 おそらく右中殿筋はしばらく前からこっていて、今朝起きた時に小さい傷が開いて軽いぎっくり腰のような状態になり、カーブスの器具を使って負荷をかけたエクササイズで傷がさらに開いたのではないかと思います。

 指圧は右殿部を深く圧さずに終了し、指圧で痛みを感じることはほとんどなかったようです。

 しかし、立ち上がる時に右殿部に強い痛みが走りました。いわゆるぎっくり腰の状態と同じです。

 やはり小さい肉離れの状態の傷はあるのでしょう。

 じっとしているより歩いているほうが痛みがないということなので、2,3日は不自由ですが徐々に痛みは減っていくはずです。

 朝どこかが痛くなった時は、大きなストレッチも負荷をかけたエクササイズも控えたほうが賢明です。

 

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