80代男性、右大胸筋外縁の痛み、肋軟骨にひびが入ったという診断でしたが…。
今朝はくもりで風が時々強く吹いていますが桜は散ることもなく満開に近づいています。
80代男性、10日前にロッカーを移動させている時に右の胸が痛くなりました。
整形外科では画像で異常が確認できず、右の肋骨にひびが入ったのではないかという診断で湿布を処方されたそうです。
右肩関節の屈曲、内転、外転で大きく動かすと痛みが出ますが、患部の触診で強い痛みはなく、じっとしていれば痛みはないとのこと、肋間筋の挫傷や肋間神経痛も頭に起きながら仰臥位下肢から指圧を始めました。
下肢前側の胃経の指圧からおなかが大きな音を立てて動いたので、全身に影響するような大きなダメージはないようです。
仰臥位の指圧後、患部を上にした横臥位の指圧で脊柱起立筋はこっていましたが、肋間筋に沿った痛みはありませんでした。
右大胸筋の外縁に沿って軽く触れていくと、そこに症状と一致する痛みがありました。
肋骨や肋間筋に沿って指圧をしても痛みはないので、肋骨にひびが入ったのではないように感じました。
患部を下にした横臥位の指圧でも強い痛みが出ることはなく、最後に仰臥位で右大胸筋外縁に触れて患部を確認し、右肩関節内転で痛みが再現されたので右大胸筋外縁に傷が残っているようです。
指圧後3、4日ずれば血行促進によって患部の治癒が促されて、痛みは気にならなくなると思います。
| 固定リンク
「心と体」カテゴリの記事
- 60代女性、右足甲の近位外側、外側靭帯断裂から1ヶ月後の指圧。(2022.07.05)
- 今朝は雨、猛暑日から戻り梅雨に。(2022.07.04)
- 80代女性、猛暑のぎっくり腰。(2022.07.03)
- お天気アプリでは午前7時で31℃。(2022.07.02)
- 今朝は8時で32℃。(2022.07.01)
コメント