« 40代女性、後ろ合掌ができない、三焦経のこり、指圧後できるようになる。 | トップページ | 室内で立っている時間を増やす。 »

2020年4月19日 (日)

雨のち初夏の青空。

419_20200419083201 初夏の空

 

 昨日は時々強い雨が降って大雨や竜巻の警報が出ましたが、午後4時くらいから青空が広がりました。そして今朝は初夏の陽射しが降り注いでいます。

 外出の自粛で家で過ごす時間は普段できなかった片付けや掃除をする人も多いと思います。

 物の移動で重たい物を持ち上げたり中腰の姿勢が繰り返されると腰や肩がこります。

 首の後ろから背中、お尻、下肢後側と、この時に負担がかかるのが膀胱経、うつ伏せで背骨の両側から足裏まで指圧をしていくことは、立位で背中を反らせて爪先立つバンザイのストレッチをした時の効果を発揮します。

 ベッドやマットの上でうつ伏せで指圧をすることは、俎板の上で包丁を使うのと似ています。

 空中で菜っ葉を切る時と違って、圧を受ける俎板があれば当たりの強さや素早さを大きく減らせます。

 食材を切るのと違って、指圧は組織を活かすために圧すのですから、潰したり壊したり切断するような力をかけてはいけないのです。

 背中の筋肉に垂直の圧をかけることができれば腹側で体が支えているので、指圧ではアイロンをかけるように母指指紋部を広く使って筋肉を伸ばしていきます。

 硬いこりほど、硬いものにぶつかったら戻るを繰り返していけば、酸素と栄養が徐々に組織に行き渡って筋肉がゆるんでくるので、それを突き破るような無駄な指力は全く必要ありません。

 中腰姿勢にはО脚と膝の屈曲がつきもの、重たいものを持ち上げれば上肢と肩が挙がって僧帽筋や肩甲挙筋がこります。

 膝の屈曲は大腿後側のハムストリングスの働きですから膀胱経、О脚は股関節外転外旋ですから殿部の膀胱経と大腿外側の胆経、重たいものを持ち上げる時には猫背が浅ければ上肢では内側中央の心包経や外側で橈側の大腸経、猫背が深ければ外側中央の三焦経や外側で尺側の小腸経を指圧でゆるめていきます。

|

« 40代女性、後ろ合掌ができない、三焦経のこり、指圧後できるようになる。 | トップページ | 室内で立っている時間を増やす。 »

心と体」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 40代女性、後ろ合掌ができない、三焦経のこり、指圧後できるようになる。 | トップページ | 室内で立っている時間を増やす。 »