背骨の外側にある内臓のツボ「背部兪穴」。
イギリスではBleeding Heart(血の滴る心臓)と呼ばれるケマンソウ、人はそれぞれ立場も思いも違うから、こんな緊急事態宣言の時にはマイナス面ばかりを見ないように、誰かの心を傷つけないように、寛大で柔らかい心と体でいたいものです。
内臓の働きを活発にして免疫力をUPさせ新型コロナウイルスに感染しないために、指圧をしておきたい部位は、胸やおなかの募穴の他に、背中の内臓の反応点である背部兪穴があります。
頸椎下部の盛り上がった第7頸椎を目印として、脊柱の両側1.5寸に肩甲間部から骨盤の上際まで内臓の名がついたツボが並びます。
背中から内臓まで圧を届けるイメージで、基本指圧では肩甲間部5点、肩甲下部10点を圧していきます。
肩甲間部は自己指圧ではなかなか圧せないので、四つん這いになって背中を丸めるストレッチやストレッチポールを使います。
肩甲下部の自己指圧は、仰向けに寝て、両拳を背中に差し込んで自分の体重で圧すことができます。
肩甲下部の指圧は立位なら、両母指を背中に当てるだけで体幹を左右に回旋させることで圧をかけることができます。
指圧の醍醐味は内臓に直に届く圧刺激を得られることです。
指は当てるだけで、おなかをへこませる深い呼吸をすれば募穴からも背部兪穴からも内臓まで浸透する圧刺激の波紋が生まれます。
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