左の首、肩、上肢の痛み、右大腿外側のこり、左大腿後側のこり。
緑の中に濃い赤の花をつけたツツジ、自然と目がひきつけられていきます。
60代男性、左の首から肩、上肢へと続く痛みがあり、背中がこっています。
左後頸部から側頸部は首がやや左に傾いているために詰まっていて、肩上部僧帽筋から三角筋前部につながる橈骨神経に沿ったこりがあります。
三角筋前部は触れただけで強い痛みがあるので軽い肉離れのような傷がありそうです。
下半身では左大腿後側の大腿二頭筋と右大腿外側の腸頸靭帯の指圧で強い痛みがありました。
右股関節を外側に開き、左膝は軽く曲げていた姿勢が診えてきます。
パソコン作業の他に草採りをしたということなので、右手を使う時の姿勢が右股関節外転、左膝屈曲になりがちなのでしょう。
全身指圧後、全身の筋肉はゆるみましたが左三角筋前部の痛みは残りました。
年齢とともにストレッチ不足、運動不足が肉離れにつながることがあります。
普段とは違う強い痛みがある時は無理に動かさず、三角筋前部の痛みの時は肩屈曲に働く筋肉なのでリレーでバトンを受ける時のように肩伸展(後方挙上)の動きが症状を改善するストレッチになります。
体側に腕を下げた状態から後方挙上や円を描く動きなどを小さい範囲から始めていきます。
ペットボトルやアイロン等を負荷にして行うこともできますが、痛みがある時は物足りないくらいの負荷にします。重たいと感じる鉄アレイはNGです。
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