2020年6月30日 (火)
2020年6月29日 (月)
梅雨明けのような朝。
昨日の叩きつけるような雨があがって今朝は梅雨が明けたような青空、時々涼しい風が吹いて嫌な湿気を感じません。
今朝の明け方の夢、「浪越徳治郎先生に似た大先生に3人くらいで教わるつもりが、その大先生は背中が曲がっていて両手の甲のツボにいくつもの置き鍼付きのような絆創膏をつけていて『君が教えなさい』と言われたところで目が覚めました」。
顔は徳治郎先生とは違っていましたが指圧の神様のような存在だとわかる人に言われたので夢の中でちゃんと教えなくちゃなぁと思いました。
今週の木曜日にアロマ指圧講座が少人数で再開するということが頭にあって夢になったようです。
手の甲のツボを刺激する置き鍼のように見える絆創膏は背中の曲がり方から、手の甲の腰腿点の刺激が有効と夢の中で考えて瞬間的に作り出した画像のようです。
感染予防と、施術者にも被術者にも安全で安心を考えた位置どりや密な接触を減らす工夫をした指圧の注意点を、レジュメに書き加えておきたいと思います。
2020年6月28日 (日)
朝のウォーキング、叩きつける雨。
朝のルーティンワークはお守りのようなものなので、ストレッチとエクササイズの後にウオーキングをしてきました。
ジャージはずぶ濡れになり、傘が役に立たない横殴りの雨でこの地域には洪水警報が出たようです。
今日はこの後に指圧、外の空気に触れることによって感じる周りの気配(けはい)を知りたいので、大雪でも台風でも朝のルーティンは変わりません。
ずっとやっているので千日回峰行を繰り返しているようなもの、気配はこの後の指圧の気配りに活かせます。
昨日の左膝痛の女性の指圧では、前回、前々回のような大きな改善はありませんでしたがだダイエットの停滞期のようなことはリハビリにもあります。
整形外科では治療対象になていない坐骨神経に沿った左膝裏外側の痛みはかなり減って、膝に痛みを出さない歩き方や起き上がり方も上手になりました。
3回続けて1日空けての指圧でしたが、今度の予約は3日空けての指圧になるので、御本人の実感としても痛みと不安がずいぶん軽くなったようです。
2020年6月27日 (土)
映画「癒しのこころみ~自分を好きになる方法~」、女性セラピストの成長物語。
雲間から顔を出す太陽、やがて雲を追いやり今日は30℃越えの蒸し暑い日になるようです。
リラクセーションルームで働くセラピストが主人公の映画「癒しのこころみ~自分を好きになる方法~」が7月3日(金)から全国公開されます。
松井愛莉さんが主演するセラピストの成長物語なので、セラピストを目指す方や現在セラピストとして働いている方にも参考になることがありそうです。
YouTubeの予告編では元プロ野球選手のクライアントに対して正面から意見を述べる様子がありますが、実際はデリケートな問題に対しては言葉で伝えるのではなくタッチと振る舞いでやりとりができるようにならないとなかなかセラピストを続けるのは厳しいと思います。
自分は何がわかっていないのか、何が足りないのかに悩むことになるのがセラピストです。
そのヒントを出してくれる優れた先生や先輩がもしいたとしても、自分の感性がそのレベルに達していなければなかなかモノにならないのがセラピーの世界、とにかく自分にできることは何でもやってみてください。
本を読んだり映画を見ることからも気づきが生まれることがあります。セラピストを描いた映画は珍しいので、すぐに役立つ発見がいくつかあるかもしれません。
2020年6月26日 (金)
60代女性、左膝痛、指圧後に痛みがほとんどなくなりました。
朝靄で200m先の景色はぼやけています。今日は曇ったまま気温が上がりそうです。
60代女性のお宅で左膝痛の指圧、前回から1日空けての指圧です。
仰臥位の指圧で左大腿前側のこりはゆるんでいます。左大腿後側で外側の大腿二頭筋停止部の痛みは、その下の腓腹筋起始部に移動してきました。
痛む部位が変わっていくのは治っていく時の徴候です。
左下肢の指圧後に伸ばそうとする左膝に抵抗をかけてから伸ばす抵抗運動を5回行いました。
横臥位の指圧では右肩甲骨内縁と右腰に痛みを伴うこりがありました。
全身指圧後にはうつ伏せから右膝を曲げて左膝は伸ばしたまま床についた両手掌で床を圧して反動で起き上がることができました。このコツがわかれば起き上がる時に痛みを感じなくてすみます。
また、左の爪先を前方やや内側に移動させるようにして歩くと左膝の痛みは出ませんでした。
指圧後、左膝の痛みが気にならなくなったので右肩甲骨内縁と右腰の違和感が気になるとのこと、左膝については指圧の間隔を空けて問題のない状態になりましたが、左膝と対角線の右上半身のこりがゆるむと左膝はもっと楽になるのでまた1日空けて指圧にうかがうことになりました。
2020年6月25日 (木)
コロナ対策で音楽の授業はリコーダーをボディパーカッションや打楽器に。
今朝4時58分に千葉で震度5弱の地震、こちらでは短く弱い揺れを感じただけでした。
雨の降る庭にネジバナが咲きました。
今朝の産経新聞の埼玉版に「三郷市教育委員会が新型コロナウイルス対策でリコーダーや鍵盤ハーモニカを使った音楽の授業のかわりに、手拍子を使ったボディパーカッションや打楽器を使うことを求めた」という記事がありました。
ボディパーカッションを教えることになるとは考えたことがない先生がほとんどだと思うので、よくこの言葉を選択したなぁと思いました。
ボディーパーカッションといえばニュージランドのラグビーのハカを思い起こしますが、マッサージの叩打法もボディパーカッションです。
マッサージの正しい叩打法は叩きつけるのでなく、接触時間をできるだけ短くしたリズミカルなテンポの叩打で体に爽快感を与えパフォーマンスを向上させる手技です。
音楽の先生がマニュアルもなしにボディパーカッションの授業をするよりは、上手なあん摩マッサージ指圧師が音楽に合わせてマッサージの叩打法を指導するほうが体のためにもなって面白いんじゃないかなと思いました。
2020年6月24日 (水)
60代女性、左膝痛、5日ぶりに指圧。
一粒だけ直径1cmのブルーベリーが色づきました。他の実と比べて倍くらいの大きさに育った早熟です。
60代女性、主訴は左膝痛、5日前に往診で指圧をして2日後に指圧をする予約がありますが、前回の指圧がよかったようで、整形外科で膝の水を抜いた翌日にお宅にうかがいました。
前回ほどは左大腿直筋起始部に硬さはありません。
やはり一番痛いのは整形外科で治療対象になっていない膝裏外側の大腿二頭筋停止部、下肢を触って冷えはありませんが御本人は下肢を冷たいと感じています。
仰臥位左下肢の指圧後には膝を60°くらい曲げられるようになったので抵抗運動をやってみました。
仰向けのまま左膝を痛みのない範囲で曲げてもらい、両手掌で伸ばそうとする膝を曲げさせまいと5秒ほど抵抗して最後に力を抜いて負けてあげます。これを5回やって痛みは出ませんでした。
右肩の痛み、首のこり、上肢とおなかには冷えがありました。
仰臥位に続いて横臥位で指圧をし、最後に左下肢全体に軽擦を繰り返して指圧を終えました。
立ち上がる時に左膝に体重をかけなければ痛みは出ないのですが、それを可能にする腕などの筋力や体のバランスはないので立ち上がる時に痛みは出ました。
布団の横に椅子や台を置いて、それに手をついて起き上がれば立ち上がる時の痛みは出なさそうですが、よそのお宅でもあり、一応言ってはみましたが、その部屋に何かを置くことは嫌なようでした。
嫌なことは無理強いしないというのも痛みや不安をやわらげるには大事です。
立ち上がってから歩き出すと痛みはかなり楽になったようでした。
一日空けて、また指圧にうかがいます。
2020年6月23日 (火)
中3女子、部活でバーベルを挙げて肩が痛い。
昨日御客様からいただいた「隠れ河原のかりん糖」、花園インターを下りて長瀞方面に向かうと大きな看板が立っていて荒川の河畔にお店があります。きんぴらごぼう味が想像を裏切らない美味しさでした。
中3女子、陸上の部活でバーベルを挙げて肩が痛くなったようです。下肢後側と下腿外側にも痛みがあるということでした。
両肩が痛いということでしたが、全身指圧後に残ったのは右肩甲挙筋の痛み、下肢は前回3週間前に指圧をした時と比べると筋肉が盛り上がるようについていました。
スポーツ特待生として高校入学が決まったそうで、この3週間の間に緊張することも多く、ハードなトレーニングもしていたようです。
学校終わりで一時間以上かけてお母さんに車で連れてきてもらったので、指圧中はよく眠りました。
均整のとれた長い脚に軽く圧して弾くような筋肉ができあがってきています。
上半身は細くてまだまだですが、怪我さえしなければ記録はこれからどんどん伸びていうでしょう。
バーベルは顧問の先生にやれと言われても断ることと、右肩を体側に沿わせて下げ、首を左に側屈させてから左斜め下に屈曲させる肩甲挙筋のストレッチを覚えてもらって指圧を終えました。
自分の体調の変化がよくわかっていて指圧に来ればよくなると思ってもらえているようなので、ケアを続けてパフォーマンスの向上につながれば将来どんな活躍をするか楽しみです。
2020年6月22日 (月)
車の定期点検も密を避け時短。
今朝7時頃から雨が降り出しました。霊園に面した森の際に虎の尾が咲いていました。
昨日は車の定期点検、朝一番の予約で10分前に着いたら車の中で待機してくれとのこと、時間になって店内に入ると5ヶ所くらい来客用の消毒液、スタッフも客も皆マスクをしていて、整備を待つ客用のテーブルとイスの脇にはカバンを置く箱がありましたが周りのお客さんは皆カバンを抱えて持っていました。
今までは車体を持ち上げられた車を直に見ながら説明を受けて何かと部品の交換を勧められましたが、今回は椅子に座ったまま説明を聞いて、部品の交換もオイルくらいで、できるだけ時短の整備でコロナ対策をしているのだろうと思いました。
指圧も今の状況では時短ですませられるといいのかもしれませんが、こりを溜めて溜めてやっとの思いで指圧に来る御客様には、この時間がもっと続けばいいと思ってもらえるような時間を気にしない丁寧なタッチの適量刺激がそのニーズに応えることになるのだと私は思います。
2020年6月21日 (日)
2020年6月20日 (土)
40代男性、左目の疲れ、軽い頭痛、2週間ぶりの指圧。
雨で梅雨寒の昨日から変わって、今朝は北向きのアジサイを強い陽射しが照らしています。
40代男性、主訴は左目の疲れと軽い頭痛、週末の仕事終わりの2週間ぶりの指圧です。
エアコンを低めの暖房にした涼しさだったので、いつもの手汗はほとんどなし、手掌の発汗がないぶん、気圧の低さもあって頭部顔面がのぼせているようです。
首、肩、上腕、背中とこっていて腰から弧を描く猫背、大腿の後側はデスクワークのこりがありました。下肢が全体的にこっていたのは今週はよく歩いたのかもしれません。
仰臥位、眼球掌圧では目の中でゴロゴロと動くものを感じました。パソコンで目の使い過ぎ、眼筋群のこりと充血があるようです。
指圧中はよく眠り、指圧後は脊柱のS字カーブが理想的な形になり、体が軽くなったとのことでした。
左目の疲れは視力の左右差やパソコンを見る時の顔の向き、全身の姿勢が関係しています。
頸動脈、内頸動脈、眼動脈の流れの中で目の充血が起きていますが、前頸部や目の周囲だけでなく、側頸部も後頸部から仙骨までのこりも、O脚で長時間座位でいるためにこる大腿後側や下肢外側のこりもゆるめることで、目の充血(頭部顔面ののぼせ)を改善させることができます。
2020年6月19日 (金)
60代女性、左膝痛、指圧後に歩行が楽になる。
昨日の夕方からの雨で今朝は20℃を下回る気温、キキョウが目一杯花を開いて雨をはじいています。
60代女性のお宅で指圧、主訴は左膝痛、整形外科で変形性膝関節症の診断があって鎮痛薬の服用と膝の水を抜く治療を続けていますが、一番痛みがあるのは左膝裏外側の大腿二頭筋腱付着部の坐骨神経に沿った痛み、こちらは整形外科で治療対象になっていません。
仰臥位左下肢の指圧から始め、まずこりに触れたのが左大腿前側の大腿直筋起始部、左膝に体重をかけないようにと股関節に近いところを緊張させていたようです。
ゆっくりとさする、ユマニチュード、1秒間に5cm、頭の中で注意点をイメージしながら、痛みを出さない触れ方、圧加減に調整していきます。
感触としては前回の指圧の時よりも痛みの程度が減っています。圧せそうな部位には指圧し、指圧をして痛みがあるようならまたさすります。
左下肢の後側も両手を差し込んで軽く持ち上げるように圧し、左下肢の指圧が終わって足底を布団につけたまま軽く膝を曲げていくと45°くらいまでなら痛みがありません。
そのまま足底を前後にずらしながら左膝の浅い屈伸を自力でやってもらうと、これはできました。これができれば座位でもできますから左膝痛のリハビリが一段階進むことになります。
そのまま仰臥位と横臥位で全身指圧をし、指圧後に立ち上がる時には痛みがありましたが、歩きはとても楽になったそうです。
杖を使っていたそうですが、これなら杖はいらないとのこと、また一週間後にうかがいます。
2020年6月18日 (木)
技術を施すという姿勢ではなくもし自分の痛みや不安だったらと考えてサービスをする。
庭のユリの蕾が開き始めました。
指圧は職業分類では医療の中の療術に含まれるので、自分の手技で施術をすれば仕事にはなります。
しかし、指圧の中に流れる「母心」や、あん摩、マッサージ、カイロ、整体などを取り入れて後出しジャンケン的に現在の形になったことが法律で定義されているという何でもありの柔軟性を考えてみると、「治すために役に立ちそうなことは何でもやってみなさい」というのが師の教えなのだろうと私は思っています。
お母さんが病気の子供を看病する時の必死の姿こそが指圧で、さするのか、励ますのか、温めるのか、布団を掛けなおすのか、その場でやってみる価値があることは次々とやってみる臨機応変なサービスが指圧です。
昨日、往診に向かった先で急に用事ができたということでキャンセルになったのですが、つまりキャンセルの電話をしようとしていろいろ支度をしていて電話をするのを忘れてしまったと玄関で言われ、「その間は痛みも忘れていたんだ」ということがわかってほっとしました。
指圧に向かう時、指圧をしている時、私は、私が成りたい良い人間になっているのだと思います。
指圧を往診でする時は、電話や宅急便が来て中断したり、猫や犬や子供がやって来たり、こちらの思うようにはいかないものです。
しょうがないことはよくある、つましく誠実に生きてきても病気になります。
申し訳ないから料金を払うというのをお断わりしたら、名前のわからない柑橘と虎屋の羊羹とローズマリーのはちみつをいただきました。
あらためて今日、往診に行ってきます。
思うようにならないことを受け入れて、疲れた心臓と筋肉にはできなかった血行促進が必要な部位を見つけ出して、痛み不安が少しずつ薄らいでいくように丁寧に血行促進をするのが指圧です。
2020年6月17日 (水)
7月2日(木)アロマ指圧講座、少人数で開講の予定です。
今朝は真っ青な夏空が広がって陽射しは強烈でしたが涼しい風が吹いて外は高原のように爽やかでした。
昨日飯能の生活の木のスタッフと打ち合わせをして、7月2日(木)13時からの上肢のアロマ指圧講座を少人数で開講することになりました。
ソーシャルディスタンスの確保でベッドは1教室2台くらいから再開していく予定です。
外出自粛が続いたこんな時だからこそ、自己指圧、セルフメンテナンス、家族のケアを身につけることと、触れ合いや癒しの価値がより高まったのではないかと思っています。
感染予防に配慮した高齢者や体の弱い人に向けたタッチの実技を学んでいただきます。
強く圧すとか、ベッドで馬乗りになって圧すとか、ウイズ・コロナの時代ではその間違いがより明らかになっています。
あん摩マッサージ指圧でもアロマテラピーでも、安心して身を委ねられる気持ちのいいタッチだからこそ触れ合う時間に価値が生まれます。
本来なら今日は原宿でアロマ指圧講座の日でしたがこちらは中止、7月の飯能の講座も中止になるかなと思っていました。
こんな時だからこそ安心で安全なアロマ指圧の講座を開講して、タッチによるボディケアは日常に欠かせないものだということをはっきりと示したいと思います。
2020年6月16日 (火)
2020年6月15日 (月)
2020年6月14日 (日)
80代男性、急に涼しくなって意識に上らないこり。
去年は不作だった柿の木、青い実が順調に育てば今年は豊作です。
80代男性、朝からだんだんと気温が下がっていった昨日、2週間ぶりの指圧、御自分は意識していなかった右の肩から上腕と背中がこっていました。
この3日ほどは体を使うような作業はほとんどしていなかったそうですから、1週間前の庭仕事でできたこりが気温の低下で浮かび上がってきたということなのでしょう。
深部のこりや痛みは「局在性に乏しい(場所を特定しにくい)」ということがあるので、関節の可動域の狭さや体の硬さに「まぁこんなものかと」妥協してしまえば、動きの悪い体でも日常生活を続けることはできます。
指圧の役割は、血行を促進し、詰まった老廃物を排出して、関節の可動域を拡げ、体を柔軟にして、転倒による怪我や重篤な病気を未然に防ぐことにありますから、御本人の意識していなかったこりを見つけてゆるめることが大切です。
指圧中はおなかがよく動いて、指圧後には顔の血色が良くなりました。
今日も半袖では寒い不安定な天気です。服の調節と気温にあった食事で体に我慢をさせないようにお気をつけください。
2020年6月13日 (土)
こりのピークを超えて、普段こらないハムストリングス内側のこり。
朝7時の雨がやんでいた時間、ユリの蕾が滴をつけています。8時を過ぎてまた雨が降ってきました。
30代男性、3ヶ月ぶりの指圧、両肩を挙上させようとしても固まったように動かず、背中がこっていて座位の触診では首から熱が発散していました。
昨日重いものを持って背中に痛みが走ったそうですが、こってはいるものの大事ではなさそうです。
全身のこりはピークを超えているようで、普段はこらない大腿後側の内側が左右ともにこっていて、両ふくらはぎがむくんでいました。
О脚で下肢を使うことで負担のかかる腰をかばうために、ハムストリングスの内側を使っていたようです。
伏臥位の指圧の終わりで鼻が通って、全身指圧後には両肩が挙がるようになりました。
自粛期間の間、こりの段階なら指圧は不急のものとするのが正しい判断だと私も思います。
自粛解除となった今は、大きな病気に移行する前に指圧でメンテナンスができて良かったと思います。
2020年6月12日 (金)
山椒アロマ。
昨日採った山椒の実を枝からはずすのを寝起きの早朝に思い立ってこの量で30分、簡単な作業ですが集中して続けている時間は山椒の香りが漂っていてアロマテラピーになりました。
心地良い香りの空気を吸い込めば体には治療効果や癒し効果が生じ、ウイルスやアレルゲンを吸い込めば病気になります。
山椒はミカン科なのでスパイシーな香りの遠くに柑橘の香りをかすかに感じます。
茹でてから枝をとると楽ですが、禅のまねごとのつもりで、自然の香りを感じながら無心に実を枝からはずしていくと、達成感もあって爽快な気分になりました。
その後、5分茹でて、1時間水にさらし、1粒味見をして刺激も旨味も十分、しばらく口の中がピリピリしました。
2020年6月11日 (木)
ガリガリ君の当たり棒、洗って乾燥させラップかビニールに包む。
今日にも関東地方に梅雨入りの発表がありそうですが、雲間からの陽射しは強烈です。
東京アラートの解除や自粛要請のステップ3への移行も検討されているようです。
そんな中、ガリガリ君のコロナ対策というニュースで「当たり棒は洗って乾燥させてからラップかビニールに包んで購入した店へ持っていってください」というお願いがありました。
唾液からの新型コロナウイルスの感染予防を考えれば、店先で棒のアイスを食べて、当たったらそのままアイスの棒をお店の人に渡すというのはやってはいけないことです。
駄菓子屋の店先でソーシャルディスタンスなど考えずに、棒についたちょっとのアイスまで舐めとったその棒をお店の人に渡していた時代はおおらかでした。
これからは公共の椅子に座った時の椅子に密着した服も、エレベーターのボタンを関節で押したその関節も、感染のリスクがあると考えて、洗ったり、着替えたり、危険があるかもしれないと疑ってかかることを当たり前にしていかなければなりません。
潔癖症も神経質も引きこもりも、他人に感染を拡げないということにおいて長所になります。
2020年6月10日 (水)
左膝の痛み、変形性関節症+坐骨神経痛、そして鎮痛剤で口角炎、胃炎。
今朝、東側の窓を開けてストレッチをしていると6時前の陽射しがヒーターに当たっているような暑さで、雨戸まで締めて暑さはなくなりました。そろそろ窓にスダレをつけようと思います。
60代女性、左膝の痛みで病院で検査したところ膝関節に異常なしとのこと、2回ほど指圧をしましたが、3回目の指圧の前に「痛みが強くなってきたので別の病院に行ってみる」との電話があって、そこでは変形性膝関節症の診断があって膝の水を3回抜き、温熱の治療をしていたようです。
17日ぶりの3回目の往診の指圧、右唇横に口角炎ができていて左膝は曲げられず引きずって歩いています。痛み止めを飲み続けているので胃は荒れているようです。
私が呼ばれた理由は、整形外科では左膝の治療だけなので、左のお尻から下肢後側、外側の坐骨神経痛症状と右肩など、体中の痛みを少しでも減らしてほしいということでした。
左膝周囲から足で強く痛む部位は、大腿後側中央の「殷門」から膝関節裏の「委中」、大腿後側で外側の大腿二頭筋上の膀胱経のラインと、膝蓋骨斜め下外側の「足三里」から足関節中央の「解谿」に下行する胃経の腓骨神経上のライン、大腿後側で内側の膝関節上、足の甲の母趾内側から上行する肝経のライン、そして内踝周囲の腎経にも、外踝周囲の膀胱経にも、リフレクソロジーの足底で踵外縁の坐骨神経ゾーンも痛みがあって、膝関節の痛みと坐骨神経の痛みと、胃の不調の反射と、いろいろが混ざっています。
全身指圧後は冷たかった下肢が温かくなりましたが、膝が曲げられないので立ち上がるのには時間がかかりました。
おなかは上腹部が張っていたので胃炎はありそうです。右肩には大きな異常はなさそうでした。
膝は軟骨のかけらが刺さった関節鼠の状態ではないかと思います。
血行を良くして軟骨のかけらを排出し、痛みが減ってきたら関節運動をしていこうと思うのですが、次回は立位でテーブルに手をついて膝伸展で爪先を挙げる運動などを爪先を向ける角度を変えながら、痛みの出ない動きを探ってみようと思います。
2020年6月 9日 (火)
2020年6月 8日 (月)
40代男性、右肩甲間部に強い痛み。
道沿いの林に生えているキイチゴ、蒸し暑い朝です。
40代男性、3ヶ月ぶりの指圧、主訴は右肩甲間部の痛み、軽く触れただけで背中を反らせるほどの痛みがありました。
患部の表面に触れただけで痛みがあるので、神経線維や毛細血管が損傷し筋肉にはこりを通りこして傷があるとして右背部には手掌や両母指を広く当てて軽く触れる指圧を繰り返していきます。
デスクワークで体幹は右側屈し、右肩は斜め前下に位置して内転内旋、右肩甲骨は外転した姿勢が続いていたと考えられます。
右腰までがこっていて、左殿部と左大腿後側はその姿勢と拮抗するためにこっていました。
ぎっくり腰や寝違えの時のように簡単には治らないと思って指圧をしていましたが指圧中はよく眠り、おなかも動いて、指圧後に右肩甲間部の痛みは消えていました。
右肩甲骨内縁中央の大菱形筋の傷を考えていましたが、皮膚、筋膜、僧帽筋、菱形筋、脊柱起立筋の浅層から深層の筋肉の縦の癒着が神経を刺激していたことが主で、傷はあると思いますが小さいようです。
肘を90°に曲げて上腕を体側につけ、手掌を上に向けて肩を外旋させる肩甲骨内転のストレッチや背泳の腕の動きをすることをお薦めして指圧を終えました。
2020年6月 7日 (日)
キュウリと鉢植えをいただきました。
80代女性から電話があって「今指圧は受けられないけど、庭でキュウリが採れたから」と黄色い花のついたキュウリをいただきました。それだけでなくゼラニウムなどの鉢植えも3鉢いただきました。
娘さんの車に一緒に乗って届けていただき、治療中の病気の診察はリモートにしてもらっているそうで、美容室にも行かず家にこもっているとのこと、元気そうな姿を見ることができてよかったです。
高齢の方も、高齢者と暮らす家族の方も、新型コロナウイルス感染予防のための注意をまだまだゆるめるわけにはいきません。
それでもわが町では今週から体育館が使えるようになるそうで、高齢者の健康体操は中止が続いているそうですが、卓球は距離が保てるのでやってみるかもしれないとのお話でした。
2020年6月 6日 (土)
40代男性、汗が止まらない、交感神経支配部位のこり。
庭の東南隅のアジサイは、壁と柿の木の日陰で淡い色の大輪に育ちます。
40代男性、3ヶ月ぶりの指圧、主訴は汗が止まらないこと、背中がパンパンにこっていて睡眠が十分にできない日が続いているようです。
確かに体中が汗ばんでいました。背中のこりがゆるんでくると指圧中はよく眠り、胃腸の動く音が何回か聴こえました。
指圧をやっていないと思って我慢していたようですが、以前から手汗が多い体質なのでストレスと背中のこりが溜まってくれば発汗の抑制が難しくなってくるようです。
指圧後は汗が引いて、指圧前とは全然違うとのこと、自律神経やホルモンの調整をして重い病気にならないうちに健康な体を取り戻していくことが指圧の目的ですから、肩や背中のこりが気になったり、眠りの質が悪くなってきたら早目に指圧にいらしてください。
2020年6月 5日 (金)
坂本選手、大城選手2度目のPCR検査で陰性。
今朝は遠くに靄がかかる湿度と温度の高い朝です。午後は30℃になる予報、暑さに慣れていない体には、こまめな水分補給と、換気をしながら冷房も使って体力を消耗しないようにしましょう。
巨人軍の坂本選手と大城選手は一昨日の2度目のPCR検査で陰性が確認されたそうです。
この2人のケースのように無症状でIgG抗体があればPCR検査の微陽性は問題にしないことにするか、抗体があればPCR検査をしないなど、新しい基準となるかもしれません。
新型コロナウイルス感染予防に注意を続けながら、コロナ以前の日常生活を取り戻していくために、プロ野球が開幕し、坂本選手と大城選手がシーズンを通して大活躍することを願っています。
2020年6月 4日 (木)
巨人選手、無症状のまま新型コロナウイルスの抗体を獲得、PCR検査陽性。
庭にキョウチクトウが咲き始めました。
昨日は巨人軍の坂本選手と大城選手が新型コロナウイルスの抗体検査で感染後の回復を示すIgG抗体が検出され、PCR検査で陽性となったために西武と巨人の練習試合は中止、二人は入院というニュースがありました。
二人ともに無症状で先日の紅白戦にも出場していました。
感染してからずいぶんと時間がたっているので、人に感染させることはほとんどないのではないかとみられています。
この感染させるほどではない無症状で擬陽性くらいの人というのがPCR検査を増やしていけば次々と出てくるのではないかと思います。
ウイルスの定量検査があったとしても、これくらいの数なら感染力はないと言い切ることは難しいでしょうから、自粛要請期間にしてきたことをしばらくは続けていくしかなさそうです。
2020年6月 3日 (水)
中学生女子陸上選手、大腿とふくらはぎの張り。
御客様に頂いたグリーンアスパラ、先月頂いた時よりも柔らかくてみずみずしく育ったようです。
中学生女子陸上長距離選手、学校が始まったので夕方にお母様の車で指圧にいらっしゃいました。
主訴は右の大腿のとふくらはぎの張り、殿部から足までの左右の筋肉を比べると右がこっていて、左は右ほど使われていません。
部活の練習はまだ始まっていないので毎日自主練をやっていて、右脚の駆動力を使って走り、左脚は後からついてくるだけという脚の使い方になっていたようです。
指圧中はよく眠り、おなかが動いて右下半身の筋肉がゆるみました。
指圧後椅子からの片足立ちをやってもらうと、やはり左足の着地ではふらつき、右足着地では椅子からの片足立ちが楽々とできていました。
高校からスカウトが来るレベルの選手なので、椅子からの片足立ちで左脚の筋力を鍛えておくと、走る時のバランスがとれて右脚の負担が減って記録も伸びることでしょう。
体重が増えることを気にしていますが、スタイルがいいので、長距離選手の痩せ体型にこだわらずに、このまま筋肉が充実していけば中距離や短距離でも活躍できるでしょうというお話しをさせていただきました。
新型コロナウイルスの影響で全国大会がなくなってとまどっている人は多いと思いますが、怪我をしないように、体に違和感を覚えたら早目にメンテナンスを受けてください。
2020年6月 2日 (火)
左大腿外側から足の甲の痛み→左腰のこり。
昨夜8時の突然の花火は朝に地震があっただけに何事かと思いました。人が集まるのを避けるためにどこで打ちあげるかは発表せずに全国的に行われたそうですが、お盆や御祭りなど花火が上がりそうな日なら納得できますが、病気の人や寝ていた人のことを思うと昨日の花火は今はまだそれにふさわしい時ではないように思いました。
50代女性、主訴は左の大腿外側から足の甲の痛み、胡坐をかいていてしばらくして立ちあがろうとすると膝が伸ばせなくなるそうです。
座位の触診で左腰部が硬くなっていて、予想では左の中殿筋や梨状筋のこりと、大腿筋膜張筋から腸脛靭帯、腓骨筋に続く左殿部から下肢外側のこりが足の甲までの痛みの原因となっていると考えました。
横臥位の指圧では左腰部がしっかりとこっていて、左殿部の中殿筋もこっていましたが、これは座位で体幹が左に傾いて左のお尻に体重がかかっていたことを示しています。
梨状筋などの外旋筋はこっているというほどのことはありませんでした。
仙骨の指圧で痛みはなく、左大腿後側はこっていましたが、あとはほとんどの下肢の筋肉がゆる過ぎました。
伏臥位の指圧にうつると左の腰はゆるんでいました。
仰臥位の指圧では左下肢外側のこりはそれほどでもなく、股関節の動きはぎこちないもののストレッチ不足なだけのようです。
全身指圧後、リラックスできて主訴の症状は感じなくなったとのこと、大股で歩く、テーブルに手をついて半歩後ろに引いた足を膝を伸ばしたまま後ろ内側に蹴る股関節伸展+内転の下肢外側のストレッチを覚えていただいて指圧を終えました。
大股で歩いて、下肢の筋肉をしっかりと使っていけば左の上殿神経や坐骨神経や腓骨神経の症状は出なくなると思います。
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