40代男性、右肩甲間部に強い痛み。
道沿いの林に生えているキイチゴ、蒸し暑い朝です。
40代男性、3ヶ月ぶりの指圧、主訴は右肩甲間部の痛み、軽く触れただけで背中を反らせるほどの痛みがありました。
患部の表面に触れただけで痛みがあるので、神経線維や毛細血管が損傷し筋肉にはこりを通りこして傷があるとして右背部には手掌や両母指を広く当てて軽く触れる指圧を繰り返していきます。
デスクワークで体幹は右側屈し、右肩は斜め前下に位置して内転内旋、右肩甲骨は外転した姿勢が続いていたと考えられます。
右腰までがこっていて、左殿部と左大腿後側はその姿勢と拮抗するためにこっていました。
ぎっくり腰や寝違えの時のように簡単には治らないと思って指圧をしていましたが指圧中はよく眠り、おなかも動いて、指圧後に右肩甲間部の痛みは消えていました。
右肩甲骨内縁中央の大菱形筋の傷を考えていましたが、皮膚、筋膜、僧帽筋、菱形筋、脊柱起立筋の浅層から深層の筋肉の縦の癒着が神経を刺激していたことが主で、傷はあると思いますが小さいようです。
肘を90°に曲げて上腕を体側につけ、手掌を上に向けて肩を外旋させる肩甲骨内転のストレッチや背泳の腕の動きをすることをお薦めして指圧を終えました。
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