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2020年8月10日 (月)

横臥位肩甲骨に圧をかけての外旋運動、神経痛に効果。

810_20200810082401 繁る

 

 写真は先週の飯能薬香草園、縦にも横にも隙間がなくなって息苦しさを感じます。暑さとコロナでガーデニングにあまり手をかけられない日がしばらく続きます。

 70代女性、主訴は頸椎手術後の左肩から手先へ走る痛みが強くなってきたこと、筋肉がひどくこっているということはなく、表面に軽く触れただけで痛みが走るので神経の痛みが主です。

 一般的に神経の麻痺には軽くて速いテンポのタッチ、神経痛の鎮痛には持続的圧迫をします。

 横臥位で表面から肩甲骨の周囲を僧帽筋、肩甲挙筋、菱形筋、脊柱起立筋、棘下筋、棘上筋、小円筋、大円筋、肩甲下筋、前鋸筋と個別にゆるめてから、左肩甲骨に右手掌で圧をかけ、上腕の付け根の前側から大胸筋外側に左手掌で圧をかけて挟みこんで左肩に大きな外旋運動を加えました。

 すると表面から奥までの縦の癒着がはがれ、隙間ができて、酸素と栄養に富んだ動脈血が行き渡ったことにより痛みが解消されました。

 いきなり「肩甲骨はがし」なるものをするよりは、表面から深層までの肩の周囲の筋肉を徐々にゆるめていき、最終的に大きく動かすというのが指圧のセオリー、はがすなどという無理なワードの発想は指圧の本質が腑に落ちていればあり得ません。

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