手術入院後の運動不足による左坐骨神経痛。
庭のミントが秋冬モードに、軸が太くなって、葉には赤紫色の縁取りができました。
80代女性、主訴は左大腿後側の痛み、椅子に座ると右足は床に着いていますが、左下肢長が短かくなっていて左足は浮いています。
7月の胆嚢炎の手術入院の後に退院してから痛みが始まったようです。
猫背で背中が硬くなっていて、「若い頃と比べて3cmくらい身長が低くなっていませんか?」と尋ねるとその通りでした。
若い頃から様々な手術経験があり多愁訴ですが耳が遠いことはなく、会話がしっかりしています。
伏臥位の指圧の後、仰臥位左下肢の指圧の最後に左下肢を伸展牽引すると「スーッと通った感じがした」とのこと、関節の詰まりが解消されて血液が流れ出したのでしょう。
指圧後には椅子に座って左足が床に着くようになっていて、ここに来るまでは感じていた左大腿後側の痛みはないとのことでした。
入院の安静で筋肉が落ちたことと、その後の運動不足で背中から足先までが短縮し、坐骨神経症状となっていたようです。
椅子からの片足の立ち上がりのエクササイズをしていただきましたが、片足ではなかなか立ち上がれませんでした。
まず両足の椅子からの立ち上がりから始めて、片足立ちは体の正面にテーブルがあるような状態で、いつでも両手で支えられるようにして続けてみてください。
筋肉さえつけば、このケースの坐骨神経症状は心配いりません。
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