70代男性、両膝痛、転倒右肩打撲。
朝のウォーキングで見つけたムラサキシキブ、家の庭にあるのよりも実がたくさんついています。
70代男性、5年ぶりの指圧、よく思い出してくださいました。始めは右膝痛で、それをかばっているうちに左膝の痛みが強くなり、整形外科の検査では変形性膝関節症と診断されています。
3ヶ月ほど前に、床にワックスがけをしたばかりのお店で転倒、右肩から倒れてそれ以後右肩が挙げにくくなっています。
伏臥位から指圧をしていくと、首、肩、背中の筋肉が硬くなっていて背中は脊柱管狭窄症の人に見られるような胸椎後弯の増強、腰は問題なく、殿部以下の筋肉はゆるくてО脚です。
股関節や膝関節の曲げにくさはありますが、触らせてもらえないような部位はなく、下肢の筋肉をつけながら動かしていけば関節可動域は拡がりそうです。
右肩周囲では三角筋後部から上腕三頭筋にかけて倒れて床とぶつかった部位が硬くなっていました。
全身指圧後、右大腿四頭筋のエクササイズと抵抗運動、右肩伸展+外旋のストレッチをして施術を終えました。
指圧後に右肩は120°以上挙がるので、大股で歩いて膝を伸ばし、その時に肩を後ろに振るようにすることで右肩の可動域が拡がり、膝をしっかり伸ばして大腿四頭筋の筋力をつけることで膝の痛みは改善できそうです。エクササイズとストレッチは毎日続けていただきたいと思います。
| 固定リンク
「心と体」カテゴリの記事
- 免許更新実技合格の電話。(2022.07.06)
- 60代女性、右足甲の近位外側、外側靭帯断裂から1ヶ月後の指圧。(2022.07.05)
- 今朝は雨、猛暑日から戻り梅雨に。(2022.07.04)
- 80代女性、猛暑のぎっくり腰。(2022.07.03)
- お天気アプリでは午前7時で31℃。(2022.07.02)
コメント