点圧の血行促進だからしつこい頭痛に効く。
昨夜から吹いた北風が今朝もススキをなびかせています。ウォーキングの帽子を今日はキャップから冬用にしました。
予約が埋まっていて一日待っていただいた頭痛の指圧、薬を飲んでも効果は続かないようです。
右の片頭痛と後頭部の筋緊張性頭痛の混合性頭痛に加えて、風邪の治りかけの筋肉痛もあるようです。
左脇から肩甲骨内側を圧した時の肩甲下筋、右側頭骨乳様突起後縁の「完骨」、右三角筋後部から上腕三頭筋、右大腿外側腸頸靭帯中央「風市」からその上の外側広筋、右第一と第二中足骨間の「太衝」に強い痛みがありました。
ここから見えてくるのは、右下肢は外に開いていてО脚に使われ、右上肢は肘を伸ばし後ろに引っ張られる使い方があり、左肩は内転内旋で体幹の前で固定されている体の使い方が多かったということです。
完骨、風市は胆経ですから、右側頭部から下行する胆経のこり、これが片頭痛になっています。
指圧をしながらの問診で、頭痛の前に震えるほどの寒さを感じた日があって熱い風呂で温まったとのこと、これが風邪の引き始めのサイン、葛根湯の症状ですから肩こりや頭痛の原因の一つと考えられます。
全身指圧後、頭痛は解消できました。
薬で効かない頭痛が指圧で治るのは点圧のポンプの力で、こっている部位、むくんでいる部位などその状態ごとに刺激を調整しながら取りこぼしがないように血行促進をしていくことができるからです。
指圧の特長に副作用がないということが上げられるのは、この適量刺激に調整する集中力と技術があってこそ、もちろん内服薬のように胃を荒らすことはありません。
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