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2020年12月18日 (金)

70代女性、脳梗塞の後、右下肢が動かしづらい。

1218 北の雪雲

 

 青空の北の端に雪が白く積もった山と雲、あの雲のあたりの関越道で、大雪で動けなくなっている車が1100台にもなるそうです。救援物資が渡されているようですが、一刻も早い救出をお祈りいたします。

 70代女性、主訴は15年前の脳梗塞後から続く右下肢の動かしづらさ、御得意様が車で連れてきてくださいました。

 まず座位の望診で下腿の太さ、足首の太さが気になったので靴下をとってもらって右のアキレス腱を触らせていただきました。太さが2㎝以上あります。これは動脈硬化の目安となります。

 問診で5種類の処方薬から高血圧、高脂血症、糖尿病の治療中であることがわかりました。この原疾患が脳梗塞の引き金となったのでしょう。

 背中は短縮し猫背、左肩が挙げづらい、右肩がこっているなど座位で調べてから伏臥位から指圧をします。

 むくみが全身に及んでいるので指圧中に「今までにないくらいの大量の尿が出るかもしれないので、トイレに行きたくなったら遠慮しないでください」とお話しておきました。

 右大腿外側に神経痛症状があったものの、仰臥位最後のおなかの指圧までいくと背中の指圧からトイレに行きたくなってきていたとのこと、「行きますか?」と聞くと、「まだ大丈夫」とのことなので最後まで終えてトイレに行ってもらうとしばらくして「びっくりするくらいたくさんおしっこが出た」とのこと、「背中が伸びてスッキリしてびっくりした」と驚いていました。

 右大腿外側の神経痛症状は脳後側後遺症か糖尿病性か閉塞性動脈硬化症か坐骨神経痛か原因を一つに絞ることはできませんでした。

 何が原因であっても、食事と血圧の管理をして運動をするのが健康を維持するための基本です。

 踵の上げ下げの運動を少し速くやってもらうこと、立位の背中のストレッチを覚えていただいて指圧を終えました。

 今週は「神の手だ」的なことを4人から言われているので、その気になって傲慢な指圧にならないように気をつけたいと思います。指圧は相手に合わせることが大事な手技、自分のやりたいようにやっているようでは普通の人間の手です。

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