60代男性、7月から左肩が挙がらない。
筑波山が湧き上がる靄にかすんでいます。麓は果物の産地で暖かいのだろうと冬になると毎年思います。
60代男性、主訴は左肩が挙がらないこと、7月からだということで、触診で小円筋に沿って強い痛みがあることがわかりました。
肩の外転も屈曲も90°が限界、伸展、内旋、内転は問題なく、外旋で強い痛みが出たので小円筋に炎症がありそうです。
糖尿病の持病があるとのことで背中や大腿後側の硬さから、血糖値の高い重たい血液が全身に影響を及ぼしているようです。
左下腿外側には尋常性乾癬を疑う角質化した皮膚症状を確認しました。
指圧中は眠り、背中や首、腕の筋肉がゆるみ、肩の内転、内旋、伸展の可動域を施術で伸ばしたことによって、外転、屈曲は楽に90°を超えて動くようになりました。
しかし120°には届かず、アイロン体操やイモムシ運動など五十肩のリハビリを覚えていただいて指圧を終えました。
左肘が伸ばしにくくて、採血を左腕でされる時に体をひねって腕を出していたそうですが、肘伸展のストレッチと内転させて腕を出せば体は傾けなくてもすむようになりました。
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