寒さでこりの自覚がない部位にもこりがある。
庭の紅梅、少しずつ花が増えていきます。バッサリ切った古木から上に向かって伸びる新しい枝、中から込み上げる命の力を感じます。
ここのところの寒さでこりの自覚がない人が多くなっています。
寒さと向き合う表面積を減らすために体が縮こまって、それが当たり前になってしまって、ぎっくり腰寸前でも指圧を受けて始めて気づいた方もいました。
冷えて固まった体はゆっくりとゆるめていくことが安全な施術です。
力でぶつかれば凍った花の茎が折れるように組織が傷つきます。
ぬるま湯で解凍するように、弱い刺激の指圧から、狭い範囲の関節運動から、徐々に血行を促進していきます。
寒さで感覚の鈍くなった体には物足りないくらいの刺激を繰り返します。
急性腰痛でも丁寧な指圧の後は3日後にかなり改善し、5日後にはほとんど支障を感じなくなります。
体に負担をかけるイチかバチかの強刺激はあん摩マッサージ指圧理論には記されていません。
血行促進によって安全に傷を治していく施術に自信を持ってください。
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