右目外側の痙攣、パソコン作業、合谷のこり。
庭の白梅が開きました。雨は7時前にやみました。
40代女性、右目外側の痙攣が気になっています。
パソコン作業で猫背、肩が内旋し首、肩、上腕外側と大腸経に沿ったこりがあります。
背部のこり、下半身のむくみ、特に左殿部からふくらはぎがむくんでいます。
上肢の指圧では両方の母指と示指の間の「合谷」がこっていました。
顔目の治療穴である合谷は示指橈側の背側骨間筋上にあります。
合谷の位置する背側骨間筋の働きは示指の外転です。
パソコン作業で示指を使う時に、屈曲はあっても外転は多くなさそうですが、実際には母指に続けて示指を使う時に「つまむ」動作のようになって合谷のある背側骨間筋が収縮します。
パソコン作業で指を使う時には目も使っているので、猫背、肘を曲げる、指を使う、肩が挙がる、目が疲れるというように合谷のこりが大腸経に沿って肩、首、目と影響を及ぼしあっていきます。
右目外側の痙攣は顔面の筋肉のこりが神経を圧迫したことによるものなので、首、肩、背中、上肢のこりがゆるんで猫背が解消すればピクピクしなくなります。
顔目の治療穴である合谷の指圧が治療ポイントとなっていた症例です。
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