指圧は鍼に負けていない、ただし施術に時間はかかる。
朝6時前、東の空が薄っすらと明るくなった頃、西の空にある満月、夜明けが早くなってきました。
昨夜のNHKの東洋医学の特番はなかなか見応えがありました。
日中に往診で使った肝経ののぼせのツボ太衝や、パニック障害のツボとして紹介された心包経の内関、その他にも合谷や足三里など、その時の指圧では目のツボとしてだったり、胃腸のツボとしてだったり、一つのツボはいくつかの症状として使うことができます。
番組で紹介されたどのツボも、どの指圧でも使っているのは、指圧では全身操作をしているからです。
鍼治療の映像ででできツボでも鍼でなければ効かないのではなく、指圧でも効果があります。
ただ、指圧で重要なのは患部を攻めるのではなく全身から答えを出すことと、施術をされている時間がもっとこうしていたいと思えるような心身を安心して委ねられる時間であることです。
それには指圧をする施術者が受け手の適量刺激に合わせようと一圧し一圧し気を配っていることが大切です。
指圧をする者の呼吸や動作が太極拳のようにできていれば指圧をすることで健康になります。
タオルの乾布摩擦もコロナ禍であってもスキンシップが必要であるなぁと思いました。
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