胃経がポイントの頭痛、胸鎖乳突筋と外側広筋のこり。
マーガレットが咲きました。朝の開きかけの花はまだ眠そうです。
50代女性、主訴は右の頭痛、右乳様突起の際の「完骨」周囲がこっていて、肩上部から右上腕外側に痛みを伴うこりがありました。
左腋窩周囲の大円筋、広背筋、肩甲下筋にも痛みがあって、左下肢外側の胆経もこっていました。
右の「完骨」は胆経のツボなので、右下肢も外側がこっていたかといえば、微妙に前側よりにこりがあって大腿の外側広筋から下腿の前脛骨筋がこっていました。
そして指圧の最後に残ったこりが右前頸部胸鎖乳突筋のこり、これは右下肢が胃経のこりであるから胃経のこりと考えることができ、典型的な体側の胆経のこりによる頭痛ではなく、原因はやや斜め前側のこりであったと考えるのがよいと思います。
1才児と右手をつないで歩いたということで、右斜め前下側に重心が傾いていたのでしょう。
一つの筋肉を繰り返し圧す時には微妙にラインをずらして検査を重ねていきます。
そうすることで体の使い方でできたこりをもれなくゆるめることができます。
指圧後、頭痛は解消できました。
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