ぎっくり腰の指圧時期。
霊園の桜の枝が蜘蛛の糸で昨日からぶら下がっています。テントのように張った蜘蛛の巣の一端の枝が折れたようです。
蜘蛛の糸の強いこと、25cmくらいの枝が降り出した小雨に左右に揺さぶられていました。
ぎっくり腰になった時の指圧のかかり時、当日でないほうがいいことが多いです。
立ったり座ったりが痛い、車の乗り降りが痛い時は指圧の行き帰りの刺激が患部の負担になります。
しかしヘルニアなら指圧をして引っ込むことがあり、骨などがずれた時も指圧に来るまではあった痛みが改善することがあります。
ぎっくり腰の当日に指圧をさせていただいて効果があったと思えるのは3割から5割程度でしょうか。
予約の電話でお伝えするのは「安静にして患部を冷やす」ということで、ぎっくり腰の当日の指圧はおすすめしていません。
ただ前回治ったという方が同じような痛みの時は指圧をしないわけにもいきません。
指圧をすると血行が良くなるので、筋肉が傷ついて出血している場合は閉じようとしている傷口によくありません。
安静や冷やすことと指圧は逆の働きになります。
不安なのでどうしても指圧をしてほしいという方には、患部を避けて、痛みが出にくくなるように、腹部や上肢下肢、頭部、顔面、前胸部、患部をはずした首、肩、殿部などを指圧します。
初めてぎっくり腰を経験する方、久しぶりのぎっくり腰で動こうとすると息が止まるような痛みに襲われる方、もう治らないのではないかと不安になりますね。
私は初めてぎっくり腰になった時に指圧を受けて、患部を圧された時の激痛で「これは絶対に違う!」と確信しました。
痛みとぶつかっていくような施術は、母心の指圧ではあり得ないのです。
当日に指圧をして良くなることがありますが、それは患部をゴリゴリ圧すことではない、息をつめて痛みをこらえて車の乗り降りをして指圧に来るよりは、安静と冷やすことをおすすめしています。
冷やすのが不快であったりできなければ安静に、痛みは少しずつ減っていくものです。
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