80代女性、右上腕外側の痛み、冷えが原因か。
今朝は7時前から弱い雨、8時の気温は12℃で夜までこのままの最高気温で一日が終わる予報です。
80代女性、主訴は右上腕の痛み、夜中にトイレに起きた時に痛みに気づいてその後は眠れなかったそうです。
この前日の午後が地域の健康体操の日、コロナ対策のため集会場の窓を開けて実施したそうですが、この日は北風が吹いて寒く、どうやら体を冷やしてしまっていたようです。
寝ている時は右上腕にかぶさるような横向きになっていたのかもしれません。
この日は卓球の練習に行く日だったそうですが、それを中止して指圧にいらっしゃいました。
指圧をすると確かに右上腕三頭筋に沿った痛みがあり、卓球の素振りの動作で痛みが出ます。
右肘を曲げて球を打つ動作で痛みがあり、戻す動作では痛みがないので上腕三頭筋にとっては伸展痛、健康体操で窓から背部にあたる北風で体の後ろ側が冷やされて硬くなり、寝ている時には柔軟性を失った右上腕に体重がかかって一部に傷ができたようです。
全身指圧で背中の硬さを伸ばし、ゆっくりとした動作では右腕の痛みは出ませんが、通常の動きでは痛みが再現されました。
急性の傷なのでまずは安静、卓球を休んだ判断は正解です。おそらく3日くらいで通常の動きができるようになるでしょう。
高齢者の運動不足の解消と冬場の換気、どちらも大切ですが、北風が吹く日には北側の窓は閉めるかごく細く開けるなど、冷えへの対策が必要になります。
| 固定リンク
「心と体」カテゴリの記事
- 糖尿病の病名変更、英語病名「ダイアベティス」が候補。(2023.09.23)
- 彼岸に間に合い咲く。(2023.09.22)
- ゲリラ豪雨、夜中の冷え込み、冷えを我慢しない。(2023.09.21)
- 彼岸の入り。(2023.09.20)
- 彼岸花。(2023.09.19)
コメント