「指圧治療の研究」を読んで、1点に10分の手掌持続圧はなかなかできない。
刈り取った稲を干すはざかけ、この作業でぎっくり腰になって寝込んだことがあるという話をだいぶ前の指圧中にうかがったことがあります。
2日かけて日本指圧協会の「指圧治療の研究 第2集 臨床編」を読み終えました。
昭和30年代や50年代の施術例が掲載されていたことや、現在では常識的に使ってはいけない差別用語が使われていたりするので、全体的には新しい臨床例は少なかったようです。
それでも胆経の脇腹付近のツボや三焦経の上腕外側中央付近のツボに効果を感じている先生がいらっしゃったり、往診の治療で1点に軽く手掌をあてているだけで10分の時間を使っている先生がいらっしゃったり、場合によってはやってみる価値はあるだろうと思いました。
痛風や胆のうか肝臓病と思われる症状に対してもひたすら指圧で何とかしようとする奮闘ぶりなど、昔の日本映画を何本か見た後のような読後感でした。
指圧の効果に自信を持って施術をしている姿が、後に続く者として文章から伝わってきました。
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