この時期の長引く頭痛の施術ポイント、下半身の冷え、むくみ。
梅の花がいくつか開きました。枝は乾いていて、花もツボミも冷凍焼けしたように黒っぽくなっています。
頭痛が続いている、薬を飲んでも治らないという方の指圧、肩上部僧帽筋の後縁と背中がこっていたので猫背が深かったのでしょう、下半身はむくんでいて足が冷えていました。
冷えのぼせの状態で、こめかみや耳の周囲に痛みはないので背中から後頸部のこりの延長で頭痛となり、大寒の寒さで下半身の運動不足、血行不良が頭痛を長引かせていたようです。
底冷えするので足が冷たいと頭ののぼせを下ろすことができずに頭痛が続くことになります。
暖かい時期なら薬で治る頭痛も、厳寒の時期には薬では効かないことがあります。
収縮した血管を拡げるには頭頂部から爪先まで詰まった管を血液の流れに沿って指圧をしていくことで、薬では伸ばせなかった歪みにもアイロンをかけたように伸ばすことができます。
指圧で大事なのは、「肩井」などの筋肉のど真ん中のツボからずれたラインに現れる個別の体の使い方によってできるこりを見つけてゆるめていくことです。
ストレッチも典型的な180°や90°で行うのではなく、関節の可動域や痛みの具合を考慮して、時には120°であったり、60°の動きを繰り返すことで痛みが軽くなっていきます。
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