右肩痛、5日空けての指圧、痛みがない日もあったようです。
今朝は雨、伸び過ぎた枝を切った柿の古木は太い幹からも新芽を出す生命力を持っています。
右肩痛の70代女性、5日ぶりの指圧、病院で高血圧の診察をした日の翌日は痛みが強くて具合が悪かったようですが、その2日後には全く痛みがなく、このまま良くなりそうに感じたそうです。
要するに、じっとしていて動かないと痛みが悪化し、痛みを出さずに動いていると良くなっていきます。
マイナス思考にとらわれずに自分の体を自分でもメンテナンスしていく習慣がついてくればもっと良くなっていきます。
しかし、症状を悪化させる気を病む思考の根強さは手強いものがあります。
指圧中に寝息をたてて寝ていたとこちらが言えば「寝ていない」、10分遅刻してくれば「他の人たちとの待ち合わせには15分前に着くようにしている」などなど、おそらく今までも治療者泣かせな自分の言動に気づいてこなかったのでしょう。
おまけに最後には「最初の時ほど気持ちよくなくなってきた」には困りましたが、次の予約を入れて帰っていかれました。
治ってくれば指圧は間隔を空けていいのです。まだ指圧が効いているうちに指圧に来ているということなのでしょう。
良い治療者と巡り合った方は痛みが減っていきます。痛みを抱えてきた方の中には言い訳に終始して何もやろうとしなかったり、マイナス思考が次々と溢れ出してくる人もいます。
それでも寛容な治療者になるよう、グッとこらえて努力しましょう。毎日が修行、施術のヒントに溢れています。
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