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2022年11月30日 (水)

膀胱炎の後に頻尿が残る、背中が丸い、内臓下垂。

Img_2648 ナンテン

 

 今朝はくもり、朝8時で16℃と暖かい朝です。明日から12月、ウォーキング中にクリスマスカラーのナンテンが目がとまりました。

 60代女性、膀胱炎で抗生物質を服用し、検査で菌はなくなりましたが頻尿が残って指圧にいらっしゃいました。

 背中が丸くなっているので内臓が下がって膀胱を圧迫しているということも頻尿の原因だと思われます。

 また背骨の両側は膀胱経の経脈が下行していくので、膀胱の症状がある時には背中のこりをゆるめる指圧をしていきます。

 特に腰の下部から仙骨の両側には骨盤内臓を支配する神経が延びているので骨盤の際や殿部の指圧を丁寧に行いました。

 伏臥位の指圧後にトイレに行き、今まで少量だった尿が、むくみとともに大量に気持ちよく排尿できたようです。

 仰臥位の指圧後、背中のストレッチをして指圧を終えました。

 このケースでは手が真っ赤になり血圧が高くなるというのぼせと足の冷えもありました。

 背中が丸くなると下半身への血流が悪くなって上半身に血が集まる冷えのぼせの状態になることがあります。

 膀胱炎を繰り返すという方は指圧で全身のバランスを調整してください

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2022年11月29日 (火)

ぎっくり腰の仕上げ、痛みを出さない動きができるようになる。

Img_2644 朝焼け

 

 日の出が南東に移動してきたのがわかる朝焼け、夏は正面の柿の木よりも左側から日が昇っていました。ヴィーナスフォートの天井を思い出しました。

 昨日は前回から一週間たったぎっくり腰の指圧、仰臥位の股関節の動きで痛みはなく、立位では体幹の側屈、回旋、伸展でも痛みはありませんでした。

 猫背にならなければ痛みが出ないので、全身指圧後に背中を伸ばした起き上がり動作の練習をして指圧を終えました。

 背中を伸ばした姿勢ができれば日常生活に問題はありません。

 体を動かしていくことで血行促進によって患部が修復されて猫背でも痛みは出なくなるはずですから、ほとんど治っています。心配はいりません。

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2022年11月28日 (月)

今朝はぎっくり腰の治りかけの指圧から。

Img_2643 サザンカ

 

 昨日は時々強い風が吹いて、サザンカの垣根の下には花びらが散っています。

 今日はぎっくり腰の治りかけの指圧から、順調であれば悪化する要素はないので今日が仕上げです。

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2022年11月27日 (日)

腰から脇腹の腰痛、左背中と右殿部にこり。

Img_2638 乾いた葉のこすれる音

 

 今朝は時々強い風が吹いて葉っぱがこすれる乾いた音がします。乾いた冬の音です。

 20代男性、主訴は腰から脇腹の痛み、左肩甲下部と右殿部の外旋筋群が硬くこっていました。

 右下肢外旋で腰を左へ回旋させながら背中を反らす動きをしていたことが浮かび上がってきます。

 仕事が農業なので、収穫の動きか荷を積む時の動きの筋肉痛なのでしょう。

 身長が高いので低い位置から高い位置に体をねじる動きはダイナミックになります。

 身長が低い方では同じ作業をした時に左の背中と右の中殿筋という対角線のこりが腰痛緩和の反応点となることが多いと思います。

 全身指圧後、窮屈に体を折り曲げてできた筋肉痛は楽になったようです。

 身長が高いと体幹の前屈の角度が違うのだなぁと思った症例です。

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2022年11月26日 (土)

冬のミント。

Img_2631 冬のミント

 

 今朝はくもり、風がないので厳しい寒さではありませんがミントは冬の姿に、茎は太く葉は小さく地面を這って伸びています。

 体の熱を効率よく使って冷やさない工夫が必要なのは人間も同じ、ただし人間は動物ですから体を動かして熱を作ることができます。

 体を丸めて縮こまってばかりいないで大きな関節を伸ばしましょう

 背伸び、歩く、ラジオ体操、できることを、できる範囲で、できる時に体を動かしておきましょう。

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2022年11月25日 (金)

右腰手術後の左股関節周囲の痛み、右肩周囲に反応点。

Img_2626 モミジ

 

 紅葉が深まって赤や黄色の葉っぱが多くなりました。今日の日の出は6時30分、日の入りは16時29分、日照時間は10時間を切りました。

 脊柱管狭窄症の手術で右の腰椎を金属プレートで固定する手術を受けた70代女性、膀胱炎になって指圧に来れなくなった日があって3週間ぶりの指圧、主訴は左股関節周囲の痛みです。

 相変わらず病院でのリハビリは右腰のみで時間も10分程度、効果は感じられないようです。

 仰臥位で股関節を動かしてみると左右ともに強い痛みが出ることはありませんでした。

 便秘がある方なので左のS状結腸に硬さはありました。

 婦人科系の検査で異常はなく、血便もないということなので、左股関節周囲の痛みは固定された右腰椎をかばうための腸腰筋や殿部の中殿筋や外旋筋群などのこりと便秘に原因がありそうです。

 仰臥位下肢の指圧の後、右上肢の指圧で右肩周囲には左股関節との対角線のこりがあり、三角筋や肩甲下筋、上腕三頭筋の指圧が左殿部から下肢外側にひびいたとのこと、右肩周囲のツボが左股関節周囲の反応点となっていました。

 右腰から背中はまさに板のように固定されているので、右肩と左下肢外側という対角線でバランスをとることを強いられています。

 膀胱炎になったのも腰周囲の血行が悪くなりやすいということがあり、脊柱の両側は膀胱経ということも指圧では頭に浮かびます。

 全身指圧後、右肩周囲と左股関節周囲がゆるんだので体がずいぶん楽になったようです。

 便秘があるのでスーパーで売っているパックに「腸活」と書かれたおからパウダーをお薦めしておきました。私も最近ヨーグルトに混ぜて毎朝いただいていて便通に良いと感じています。

 病院の保険のリハビリであっても訴えに対して触ったり動かしてみるくらいの融通はききそうなものですが、上からの指示や担当の技量や知識の差もあり、指圧に来てくださる方から病院のリハビリが良かったという話はなかなか聞くことがありません。

 

 

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2022年11月24日 (木)

今朝は晴れて6時半は明るい。

Img_2622 筑波山

 

 雨で暗かった昨日の朝とは違って、今朝の6時半は明るい空の下で沸き上がる靄に筑波山がかすんでいます。

 気温は18℃まで上がる予報、晴れているうちに掃除と換気をして感染対策をしておきましょう。

 今日の指圧は手術後の腰痛から始まります。

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2022年11月23日 (水)

転ばないように。

Img_2617 シクラメン

 

 今朝は小雨で6時半まで外は暗いまま、雨は夜まで続いて気温はずっと10℃くらいのまま寒い一日になりそうです。

 指圧を始めた頃のお得意様が病院で入院中にコロナに感染して亡くなったそうです。

 転倒し、骨折で入院中の院内感染だったようです。

 難しい症状がある方で、効果のある指圧法をいろいろと勉強させていただきました。

 御冥福をお祈りいたします。

 足元が悪い雨の日、外でも、室内でも、転ばないように、お気をつけください。

 高齢で、病気や怪我で体力が落ちていればコロナの感染は死に至ることがあり、周囲の感染対策はまだまだゆるめられないのだと思いました。

 

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2022年11月22日 (火)

ぎっくり腰の治りかけのチェック法。

Img_2616 赤い実

 

 今日は晴れて19℃まで気温が上がる予報、日光に照らされて赤い実や紫の葉の繫みも目に映えます。

 昨日はぎっくり腰から一週間ほどたった方の指圧、坐骨神経に沿った下肢の痛みはなく、体幹の前屈と股関節の挙上で痛みが残っているだけで、体幹の後屈、左右の側屈、左右の回旋他では痛みが出ませんでした。

 左大腰筋上部の挫傷のようです。

 体幹を起こしたまま膝を曲げてしゃがめば痛みが出ないので日常生活動作で体幹前屈が必要な動きも何とかなりそう、座っていると大腰筋の負担となるので、もう体を動かしいくことがぎっくり腰の仕上げになります。

 歩きましょう、体を動かしましょう。

 

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2022年11月21日 (月)

明日は二十四節気の小雪、今朝は小雨。

Img_2615 サザンカ

 

 今朝は小雨、サザンカが濡れています。

 今朝8時は12℃で朝の寒さはそれほどでもありませんが、明日は二十四節気の小雪、雨が雪に変わる頃とされています。

 季節が冬に向かっていく中で体の血流は滞りやすくなっています。

 朝はまず大きな関節を曲げ伸ばすことを習慣にして体の動きに異常がないかチェックしてから動き始めましょう。

 今週も怪我や事故のないように、コロナやインフルエンザの感染対策もしっかりとして、元気に過ごしましょう。

 

 

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2022年11月20日 (日)

右側頸部+左肩上部の対角線のこりを左側頸部のこりと感じる症例。

Img_2611 わずかの晴れ間

 

 今朝はくもり、日の出が照らす南東の空にわずかな晴れ間、午前8時は10℃、最高気温は14℃の予報です。

 昨日の指圧では主訴は左の首から肩のこりでしたが、こっていたのは右側頸部と左肩上部ということがありました。

 僧帽筋と肩甲挙筋が後頸部から肩上部にあるので、左肩上部のこりの感覚を左の首の神経を通して感じていたようです。

 座位の姿勢を観察できれば頸椎と腰椎が右に凸の側弯になっていて、実際に触ってみると右側頸部と腰椎側弯で窮屈になる左腰の下部がこっていました。

 全身指圧後、頸椎と腰椎の側弯のこりがゆるんだことによって左の首と肩の姿勢が矯正されて主訴のこりは楽になりました。

 こりを見逃していると体の不調が続きますので、なかなか治らない肩や首のこり、腰痛があれば指圧にお越しください。

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2022年11月19日 (土)

70代女性、ふらつくめまいの指圧。

Img_2606 ビオラ

 

 ビオラを見かける季節になりました。花の色が多彩な中でも薄い青に目がとまりました。

 70代女性、一昨日からふらつくめまいでかかりつけの脳神経内科を受診、脳に異常はなく2種類のめまいの薬を処方されています。

 難聴や回転性のめまいはなく、いつもは上半身がのぼせて足が冷える冷えのぼせの状態が多いのですが、この日はのぼせも冷えもありませんでした。

 仰臥位の指圧では、首の側屈や回旋の運動をしてもめまいが起こることはありませんでした。

 右を下にした横臥位に体位変換をした時に主訴のめまいが再現されました。

 しばらく治まるまでそのままにして、指圧はしないまま仰臥位に戻すとめまいは治まりました。

 反対側の仰臥位でもめまいが再現されましたが、伏臥位ではめまいが起きなかったので指圧をしました。

 耳と腎の関係から腎経の足裏から下肢内側の指圧に注目しましたが、特に手応えはありませんでした。むくみや冷えはいつもよりも悪くありません。

 脳の問題が否定できて、回転性のめまいでもないので、頭の動きによる良性頭位性めまい症ということなのでしょう。

 耳石がずれかかっているくらいの、軽症の部類のようです。

 車を運転してきているので、わざとめまいを起こさせるような体位変換の運動はやめて、ゆっくりと起き上がっていただき、めまいがないことを確認して指圧を終えました。

 顔が正面を向いていればめまいは起きない、十数秒で治まる、薬も処方されているなど、おそらく自然と治まっていくのだろうと思います。

 症状が出なくなれば、同じ姿勢を続けずに、首や背中のストレッチを頻繁にすることをお伝えして指圧を終えました。

 指圧が効いた感じがあれば日を空けなくてもいいので指圧に来てくださいともお伝えしてあります。

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2022年11月18日 (金)

脚立の作業で右大腿の外側上部と内側下部の対角線のこり。

Img_2604 サザンカ

 

 今朝の最低気温も昨日と同じ5℃、風がなかったので朝のウォーキングは寒くありませんでした。体が今の気候に慣れてきたこともあるのでしょう。

 昨日の新型コロナウイルスの5回目のワクチン注射はファイザー社製のオミクロン株対応のものでした。これといった副反応はなく、17時間たった今もどこにも痛みはありません。

 指圧の濃厚接触を少しでも薄めるために、私の場合は考えるまでもなく感染リスクが減るといのであればワクチン接種を受けます。しかし、強い副反応を経験した方は感染予防対策を徹底することでいいのではないかと考えます。そろそろ集団免疫の獲得という話が日本でも出てきていい頃なのではないかと思います。

 昨日ワクチン接種の前に指圧をした方、脚立に乗っての作業で右大腿の外側上部と内側の膝上がこっていました。

 脚立の狭い段に右足を乗せて、軽く右膝を曲げて大腿筋膜張筋から腸脛靭帯の外側と内転筋群でブルブルとバランスを取っていたようです。

 右斜め上を見て右腕を挙げて作業をしていたので右三角筋前部と左の側頸部がこり、左手を下げてやや後ろに置いていた部品を取りながら作業をしていたようなので左三角筋後部もこっていました。

 これは筋肉のこりから推察した体の使い方から、御本人が脚立での作業を後から思い出したというプロファイリングです。

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2022年11月17日 (木)

今日の午後は5回目のワクチン接種。

Img_2599 ドウダンツツジ

 

 今朝の最低気温は5℃、ドウダンツツジの紅葉が濃くなってきました。重ね着やネックウォーマーなど、準備をしてウォーキングに出かけたので厳しい寒さではありませんでした。

 今日の午後は5回目の新型コロナウイルスのワクチン接種をしてきます。

 今まで強い副反応が出たことはありませんが、体調が崩れることがあるかもしれないので、指圧ができない時はご了解ください。

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2022年11月16日 (水)

今夜は体を温める、明朝は最低気温5℃。

Img_2595 黄葉

 

 今朝の青空を背景に黄葉が光っています。明日は放射冷却で最低気温が5℃の予報、今夜体を十分に温めておくことがこの冬を健康で乗り切るためのカギになりそうです。

 シャワーですませず湯舟につかって体を温める、鍋物やスパイスを使った食事、ラベンダー、オレンジなどの体を温めるアロマの香り、日中の適度な運動など、今日の過ごし方がこの冬の寒さへ体が適応できるかどうかの分岐点になりそうです。

 腰痛や関節痛など慢性期の痛みがある方は今日の温活が明日の重症化を予防します。

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2022年11月15日 (火)

今朝は雨、最高気温は14℃の予報。

Img_2594 玄関のシクラメン

 

 今朝は雨、久しぶりに傘をさしました。

 昨日はツボミだった玄関のシクラメンが開き、喪中のハガキが届くようになって、年の瀬が迫ってきた感があります。

 雨は午前中にあがる予報ですが今日の最高気温は14℃とのこと、寒さで体を硬くして寝違えやぎっくり腰にならないようにストレッチで体を動かしておきましょう。

 今寝違えで首に痛みがあったり腰を痛めてから日にちがたっていない方は患部をグリグリ圧してはいけません。

 患部に軽く指をあてて、痛みが出ない範囲で小さく首や腰を動かすと、安全に周囲から血行を促進するストレッチになります。

 寝違えやぎっくり腰になったら3日は痛いと覚悟してできるだけ安静に、3日を過ぎたら痛みの出ない範囲で積極的に動かして可動域を拡げていきましょう。

 

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2022年11月14日 (月)

北風に落葉舞う。

Img_2589 落葉

 

 今朝はウォーキングですれ違う人に「すごい風ですねぇ」と声をかけられたほど時々強い北風が吹いて落葉が舞っていました。

 昨夜から口をすぼめて強く息を吐いたような風の音、夏には忘れていた冬の感覚が少しずつ周りに溢れていきます。

 体を丸めて寝て、寝違えや腰に重さがある方は小さいストレッチからほぐしていきましょう。

 明日はもっと寒くなりそうです。

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2022年11月13日 (日)

膀胱炎の指圧の予約が抗生物質服用後の発熱でキャンセル。

Img_2582 今朝6時の月

 

 今朝の東の空は靄の湧く朝焼けで筑波山は見えず、西の空には右下の欠けた月、湿度が高いのでウォーキングの間は寒いというほどではありませんでした。

 昨日は膀胱炎で病院を受診したばかりの方から指圧の予約がありましたが、抗生物質を服用後に熱が高くなってキャンセルになりました。

 発熱は抗生物質と細菌との闘いで起こった反応なのでここで指圧をすればやり過ぎになってしまいます。

 以前も膀胱炎に指圧が効いた方なので、発熱が治まって落ち着いた時に指圧に来ていただければ体に残った症状をスッキリとさせることができると思います。

 細菌、ウイルス、薬、ワクチン、現代医学では副反応がついて回ります。

 指圧は副作用がない事を謳っており、副作用やもみ返しがないように相手に合わせた適量刺激を創作することが指圧師のつとめです。

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2022年11月12日 (土)

アドベンチャーワールドで鳥インフルエンザ、エミュー、ダチョウも殺処分。

Img_2581 庭の小菊

 

 枯れたカヤの間で咲く小菊、カヤが引き立て役になって指圧に来た方に今週は2回褒められました。

 今朝はくもりで湿度が70%以上あって外は寒くありません。頭痛が起きやすい天気です。

 朝のニュースでは和歌山県のアドベンチャーワールドで鳥インフルエンザが発生しエミューやダチョウも殺処分にするということでした。

 被害の拡大を止めるにはやむをえないことのようですが、鳥の支配する世界があったとして、人間に新型コロナウイルスが蔓延して連帯責任のように殺処分にされたらと思ったらゾッとしました。

 5回目のコロナのワクチン接種予約を昨日した後でのこのニュース、第8波の感染者数が増えています。

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2022年11月11日 (金)

ぎっくり腰は捻挫なのでまず安静、できれば冷やす。

Img_2579 石垣の隙間から生える

 

 石垣の隙間から蔓を伸ばして紅葉した葉、強くてしぶとい生命力です。

 昨日はぎっくり腰になったという方からの電話、典型的なぎっくり腰は捻挫と考えればいいのでまずは安静にして傷を拡げないようにして、できれば冷やします。

 関節が軽くずれていたり、軽いヘルニアの場合はすぐに治ることもありますが、もともと硬くなっていた部位の挫傷では指圧で血行が良くなると内出血が増えて痛みが強くなることがあるので、立ったり座ったり、車の乗り降りなどで患部に負担をかけるよりは安静をお薦めします。

 痛みが強ければ鎮痛薬を内服するか氷で冷やしてください。

 典型的なぎっくり腰ですぐに整形外科を受診しても待たされている時間の苦痛に比べてたいした治療はしてもらえないのでお薦めはできません。

 3日くらいたってから指圧をするのが良いのですが、心配であれば往診にうかがわせていただきます。

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2022年11月10日 (木)

満月、月そのものの形は同じ。

Img_2577 観音様の上に満月

 

 今日の昼で15.7夜の月なので朝6時過ぎの観音様の頭の上の月は十五夜を過ぎたほぼ満月、皆既月食も月の満ち欠けも月そのものの形が変わるわけではないのに、光を放つものは注目され畏敬され暦として使われきました。

 目に見えるものがすべてではないというのは画像診断で異常が見当たらない腰痛が原因不明に分類されたりすることからもわかります。

 光の当て方、視点を変えたものの見方、曖昧なことやいびつなこともよしとする考え方、東洋医学は犯罪を法律の中で取り締まろうとするようなものではありません。

 痛みがあれば少しでも楽になる方法を探します。

 見えなくなっていく月の欠けた部分も位置を変えて見ればちゃんとそこに存在しています。

 痛みや不安と消耗しながら戦うのではなく、その存在を認めながら共存し痛みや不安をゆるやかにしていく方法としても指圧は力を発揮します。

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2022年11月 9日 (水)

ひこばえの生命力。

Img_2565 稲のひこばえ

 

 刈られた稲の根もとから成長したひこばえの生命力、切れた毛細血管や神経線維も時間をかけて再生されていきます。

 怪我で痛みが続いていてもその位置が移動していれば体には治りつつあるという変化が起きています。

 痛みは掃除しにくい部屋の角やサッシのレールの隅のようなところに溜まっていくもの、動かして取り除こうとしなければ関節が凍りついたように動きが悪くなります。

 挙がらない肩も動かせる方向はあるはず、斜め上へ向かうバックハンドの素振りや後ろへ回す背泳ぎの腕の振りを低い位置から徐々に挙げていきます。

 温めれば痛みが和らぐのであれば慢性期に入っているので、動かして痛み物質を減らしましょう。

 年を重ねた人間にもひこばえの生命力があります。

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2022年11月 8日 (火)

新型コロナウイルス第8波、ワクチン有料化の動きも。

Img_2561 冬ミントの縁取り

 

 冬のミントの葉は赤紫色に縁どられてシソ科であることを思い起こさせます。

 新型コロナウイルスの感染者数は前週の同じ曜日と比べて増加が続いています。

 第8波となってさらに増加していくことが予想される中、ワクチンの有料化の動きも始まっているようです。

 有料化の前にとワクチン接種を受ける方が増えることで第8波の波が小さく抑えられるならそれは良いこと、ワクチンの有料化と医療費の負担増で検査を受けず外出の自粛もなしでクラスターが増えれば困ったことになります。

 赤字の予算の国がワクチン費用やコロナの補助金を出し続けることで今後うまくいくとも思えず、物価高騰の世の中で何とか健康に生き続けるために、個人も国も費用対効果について選択していかなければなりません。 

 費用対効果に優れた指圧であるよう心身を絞り尽くして、今日もこれから指圧です。

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2022年11月 7日 (月)

立冬。

Img_2555 立冬の朝

 

 今日は立冬、朝6時半の空には刷毛で描いたような雲、夏と比べて湿度が低いので高いところに細い巻雲ができるのだそうです。

 昨日地元の柚子を友人に送って送料が高くなっていることにびっくり、地のものでなければAmazonでは送料無料で送れるものもあるので、輸送コストの値上がりを考えれば土地のものを宅配便で送るのは考え物です。

 まだ早生の柚子で香りは今後収穫されるものに劣るということでしたが、お風呂に使うにはあまりにももったいない大きくて形の整った柚子、JAの直売所で箱入りを見つけて季節の香りを届けたいと思うのはアロマセラピストの自分が香りを特別なものとして感じているからなのでしょう。

 柚子の香る食卓で温まっていただきたいと思います。

 

 

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2022年11月 6日 (日)

85才、腰痛、徐脈を上げる指圧。

Img_2554 垣根の角に咲く

 

 垣根の角に咲くサザンカ、焚火の歌の落葉焚きは遠い昔のことになりました。

 85才男性、腰痛で2回目の指圧、今まで受けたマッサージで一番良かったとのこと、御自分で車を運転していらっしゃいました。

 腰痛ベルトを巻いていましたが腰が痒くてレスタミン軟膏を塗っているとのこと、腰痛ベルトは役に立っていないように診えました。

 座位では肩甲骨の下部から上が前に倒れています。年齢的に腰の変形はあるのでしょうが坐骨神経に沿った下肢の訴えはありません。

 仰臥位から指圧し、気になったのは1分間に40台の徐脈です。

 薬の影響もあると思いますが指圧中に眠って静かになると心配になります。速いテンポで軽い圧の指圧をし脈拍を上げて体が動きやすいように調整していきます。

 心臓に負担をかけたくないので仰臥位の後は横臥位で指圧しました。

 横臥位のストレッチ、仰臥位のストレッチの後、座位の仕上げの指圧では腰に痛みはないとのこと、腰痛ベルトをしないまま帰っていかれました。

 腰の皮膚に搔き破ったような傷はなく、乾癬のような赤黒く乾燥して剥がれてくるようなものでもないので、腰痛ベルトの締め付けがないほうが痒みは出にくくなるように思います。

 背中の形から腰よりも上に問題がありそう、指圧後は背中が伸びて頭が肩の上に乗るようになったので、指圧で全身運動をすれば日常動作に不自由はなさそうです。

 

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2022年11月 5日 (土)

コロナ探知犬、匂いで陽性者を2秒で発見。

Img_2552 小菊

 

 昨日の夜は短い時間雨が降って今朝はくもり、湿気があるので朝のウォーキングは寒いというほどではありませんでした。

 今週の新型コロナ陽性者は増加傾向、今朝のニュースでコロナ陽性者を匂いで発見するコロナ探知犬が取り上げられていました。

 手の匂いやマスク、パソコンなどの器具、部屋の中など、コロナ探知犬は2秒程度で陽性者やウイルスの付着を発見し、その正解率は95%以上だそうです。

 空港などで列に並んでいる人の中に陽性者を発見すれば、おすわりで知らせるそうです。

 コロナと戦う体の匂いの変化を嗅ぎ分けているのでウイルスの変異にも対応でき、検査費用は大幅な削減になります。

 日本ではまだのようですが導入できれば経費削減が期待されます。

 

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2022年11月 4日 (金)

冷えのぼせに踵の上げ下げ。

Img_2550 サザンカ

 

 早く咲くのがサザンカ、花びらが散るのがサザンカ、葉の縁がギザギザなのがサザンカ、サザンカより遅く咲くのがツバキ、花全体がまとまって落ちるのがツバキ、写真はサザンカ、毎年確認しています。

 70代女性、主訴は首の左側と側頭部の痛み、頭や首や肩を触ると熱を発散しています。

 自覚では冷えを感じて靴下を重ね履きしていましたが足は冷たくありません。

 降圧薬を服用して収縮期血圧は140くらい、下半身の筋肉が使えていないので仰臥位での足は内反尖足の形になっています。

 典型的な冷えのぼせの状態、首には変形があるようなので左側屈や左回旋の可動域が狭くなっています。痛みを我慢してまで無理に動かすのはよくありません。

 痩せ型で腹筋も弱く内臓は下がっています。

 ちょっと動いただけで汗をかくというのは虚証、上半身が主な血液循環になっているので上がのぼせて、下が冷えます。

 全身指圧後、のぼせは下がり、頭も首も肩も熱は下がりました。

 冷えのぼせの改善には踵の上げ下げでふくらはぎの筋肉を使うことを毎日のエクササイズとして続けます。

 スクワットや腹筋もできればもっといいのですが、運動習慣がないのでまずはハードルの低い目標から行います。

 踵をしっかり上げ下げできなくても爪先立ちできればよしとし、壁や椅子の背もたれに両手を当ててでいいので小さい動きでも回数を増やすようにします。

 首のストレッチは小さい動きでいいので頻繁に、顔を下に向けてばかりいないようにします。

 血液の大循環の流れができれば、のぼせも冷えも変わっていきます。

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2022年11月 3日 (木)

今朝も北朝鮮がミサイル発射。

Img_2545 

 

 菊が咲きました。

 今朝7時48分頃、北朝鮮からのミサイルが太平洋へ通過、テレビ番組がJアラートの緊急放送に変わりました。

 日本は文化の日で祝日ですが、北朝鮮には関係ないようです。

 寒さと世の中のコロナ明けのムードで新型コロナウイルスの感染者数が増えてきました。

 政府の節電要請もあるので、暖房を節約しながら健康な体を維持するように、バランスの良い食事や運動を続けて免疫力を高めておかなければなりません。

 群衆に巻き込まれないように、事故に遭わないように、空から降って来るものにも気をつけなければいけない日が続きます。

 せめて指圧では体をゆだねてリラックスしてください。

 

 

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2022年11月 2日 (水)

黄葉、紅葉。

Img_2542 黄葉

 

 緑から黄色や赤に紅葉した葉が目立つようになってきました。

 秋から冬に向かって葉っぱが紅葉し、枯れていくように、人間の体も気温が下がると活動しにくくなってきます。

 夏よりも肩がこりやすくなったり、思いがけず肘や脛をぶつけるようなことが増えてきます。

 重い物を持つ時には膝を曲げ、姿勢を低くして腕力だけで持ち上げないようにします。

 指先や踵の皮膚の荒れやささくれなどは早めのケアで悪化を防ぐようにします。

 ぶつけたり、転んだり、病院へ行くほどでもない時は患部を安静にする、患部を高くして血液の戻りを良くする、冷やす、圧迫する、などの処置をします。

 足を捻挫した時は足を高くする、腕が痛い時は三角巾で吊ることも理にかなった対策です。

 

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2022年11月 1日 (火)

体重の6割の力が長時間かかると外傷性窒息に、指圧の上限は30㎏。

Img_2535 サザンカ

 

 今日から11月、サザンカが咲きました。

 韓国で150人以上が死亡し事故の続報で「外傷性窒息」という解説がありました。

 体重の6割の重さを長時間体に受けると外傷性窒息のおそれがあるそうです。

 指圧の教科書である「完全図解指圧療法 浪越徹著 日貿出版」では指圧の圧の上限は30㎏以下とされています。

 体重計を圧してみるとわかるように、30㎏の指圧は施術者が力まずに、自然な体重移動で完成させることができます。

 バラエティ番組で見かける激痛足ツボマッサージなどは、国家資格を取得するための専門学校であん摩マッサージ指圧師は習いません。

 埼玉県の広報にも「無資格者の施術は受けないように」という注意が年に2回掲載され続けています。無資格者の施術で体を痛めた、怪我をした、というクレームはなくならないようです。

 

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