右腰手術後の左股関節周囲の痛み、右肩周囲に反応点。
紅葉が深まって赤や黄色の葉っぱが多くなりました。今日の日の出は6時30分、日の入りは16時29分、日照時間は10時間を切りました。
脊柱管狭窄症の手術で右の腰椎を金属プレートで固定する手術を受けた70代女性、膀胱炎になって指圧に来れなくなった日があって3週間ぶりの指圧、主訴は左股関節周囲の痛みです。
相変わらず病院でのリハビリは右腰のみで時間も10分程度、効果は感じられないようです。
仰臥位で股関節を動かしてみると左右ともに強い痛みが出ることはありませんでした。
便秘がある方なので左のS状結腸に硬さはありました。
婦人科系の検査で異常はなく、血便もないということなので、左股関節周囲の痛みは固定された右腰椎をかばうための腸腰筋や殿部の中殿筋や外旋筋群などのこりと便秘に原因がありそうです。
仰臥位下肢の指圧の後、右上肢の指圧で右肩周囲には左股関節との対角線のこりがあり、三角筋や肩甲下筋、上腕三頭筋の指圧が左殿部から下肢外側にひびいたとのこと、右肩周囲のツボが左股関節周囲の反応点となっていました。
右腰から背中はまさに板のように固定されているので、右肩と左下肢外側という対角線でバランスをとることを強いられています。
膀胱炎になったのも腰周囲の血行が悪くなりやすいということがあり、脊柱の両側は膀胱経ということも指圧では頭に浮かびます。
全身指圧後、右肩周囲と左股関節周囲がゆるんだので体がずいぶん楽になったようです。
便秘があるのでスーパーで売っているパックに「腸活」と書かれたおからパウダーをお薦めしておきました。私も最近ヨーグルトに混ぜて毎朝いただいていて便通に良いと感じています。
病院の保険のリハビリであっても訴えに対して触ったり動かしてみるくらいの融通はききそうなものですが、上からの指示や担当の技量や知識の差もあり、指圧に来てくださる方から病院のリハビリが良かったという話はなかなか聞くことがありません。
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