除圧の指圧。
蕾が膨らんできた桜、入れ替わりで梅の花が散っています。
昨日の午後の窓越しの陽射しは頭がのぼせるくらいでした。
花粉症の方は鼻や目が充血してのぼせやすくなっているので冷たいタオル冷やしたり、持続的な圧迫で血管を収縮させると充血が散って症状を弱めることができます。
加圧の指圧は患部ではなくその周囲に行うとで血管を収縮させて充血部位への過剰な血液の流入を抑制します。
逆に冷えていたりむくんでいたり、血流が滞っている部位にはその原因となるこりを緩めたり、関節内圧を除圧して血行を促進していきます。
体の多くの部位に必要なのは加圧の指圧ではなく、除圧の指圧です。
指圧の一圧しは漸増漸減ですから、徐々に体重を乗せていくのが漸増、徐々に戻していくのが漸減、この漸減の組織への密着を保ちながら引き上げるテクニックと感性を磨くことこそが、指圧の高い目標です。
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