2023年6月30日 (金)
2023年6月29日 (木)
2023年6月28日 (水)
ペパーミントの香りで運動後副交感神経優位に、「AEAJ」アロマ環境協会機関誌No.108より。
今朝も雲の多い空で蒸し暑く、午後は32℃になる予報、夏の花ノウゼンカズラが次々と咲いています。
昨日届いた「AEAJ」No.108に「ペパーミント精油の相反する作用」として、運動中にペパーミント精油の芳香浴をすることで運動120秒後に副交感神経が優位に上昇したという記事がアロマサイエンス研究所の監修で掲載されています(論文 小野里佳菜、前田耕助(2020)覚醒作用のあるアロマオイル使用後の自律神経活動と気分の変化)。
眠気予防など体を動かす交感神経の働きを優位にするペパーミントの香りを嗅ぎながら運動をすることで、交感神経の働きが高まった後は、リラックスモードへの切り替えのスイッチが入りやすくなるようです。
蒸し暑い夏の日中の指圧で芳香浴には私もペパーミントをよく使います。
指圧のテンポを速めて使っていない筋肉など、全身に運動をさせるイメージの指圧の後は、リラックスモードに切り替わります。
2023年6月27日 (火)
肩が挙がらない左肩痛の指圧。
昨夜から今朝は蒸し暑いまま、6時半頃には湿気がそのまま落ちてきたような小雨が降りました。ナスの花が咲きました。
1ヶ月前から左肩痛があり整形外科で軽症の石灰化という診断を受けた女性、屈曲も外転も90°で痛みが出ます。
左三角筋は前・中・後部ともに強い痛みを伴うこりがあって、左の上腕三頭筋、鎖骨下筋、大胸筋にも強い痛みを伴うこりがありました。
猫背で両肩と頭は体幹より前に出ています。
右利きの左肩のストレッチ不足、運動不足ということはいえます。
仰臥位で首から指圧を始め、下肢までの指圧後、伏臥位の指圧では左肩を下げた位置でしばらくすると痛みが出てきたので上腕の位置や高さ変えて全身指圧を行いました。
左肩周囲のこりはゆるみ、屈曲は120°くらいまで挙がりましたが外転は90°まででした。
外転90°を超えると肩峰と患部がぶつかるようです。
それでも左肩を痛みの出ない惰性の振り子運動で動かしていくことで可動域は拡がっていきます。
帰る時に習慣で左肩にバッグをかけようとしましたが、日常の負荷や固定を減らして左肩を動かしていくことで可動域が拡がって痛みが減っていくはずです。
2023年6月26日 (月)
2023年6月25日 (日)
2023年6月24日 (土)
2023年6月23日 (金)
2023年6月22日 (木)
この時間がもっと続けばいいと思っていただけるタッチをする。
今朝、庭で一粒だけ熟したブルーベリーを見つけました。早熟で大粒、一粒をじっくり味わうとブルーベリーらしいしっかりとした酸味と甘味がありました。
昨日は御家族が重い病気で闘病中の方に指圧をしました。
最先端の薬を試しても効果はなかったとのこと、お疲れでした。
家族の病気では自分の痛みとは違う不安やストレスがかかります。
首、肩、背中と交感神経支配領域がこっていて、全身指圧の間は体をまかせることによって不安やストレスを軽くすることができたようです。
指圧やアロマの根底に流れるものは心身をいたわり、気持ちのいい時間を提供することです。
痛みを与えるような手技では未熟です。
痛いところをどうすれば痛みを与えずに触れることができるか、遠回りの施術を組み立てていきます。
自分だったらどうされたいか、常に気配りや人間性が試されます。
8時を過ぎて雨が強くなりました。そろそろ今日の指圧が始まります。
2023年6月21日 (水)
2023年6月20日 (火)
脊柱管狭窄症手術後の左股関節周囲の痛み、前回の指圧後5日間痛みなし。
一昨日ほどではありませんでしたが昨日の日中も暑くなって、日陰のドクダミが枯れていました。日に当たっていてもネジバナは元気に咲いています。陽射しに強い花です。
脊柱管狭窄症の手術後、右の腰椎が固定されて、左股関節周囲に痛みが出るようになった女性、前回の指圧後、5日間は痛みなく過ごせたそうです。
しかし、お孫さんを抱っこして痛みが再発、指圧にいらっしゃいました。
座位では左股関節を外側に開いて体幹は右斜め前に傾いています。
右腕で抱っこをした姿勢がそおうなのでしょう。
右の腰椎は固定されて動きづらいので、左の動きが大きくなります。
仰臥位左下肢の鼠径部から指圧を始め、仰臥位の指圧の次に横臥位で全身指圧とストレッチを行いました。
前回の指圧と同様に左股関節を屈曲させながら左大腰筋の張ってくる部位に指圧をしましたが、前回ほどの硬さはありませんでした。
むしろ左肩から左腰まで、動かしやすい側の上半身が硬くなっていました。
痛みが続けば再手術という話も出ているようですが、手術で今より痛みが減るかはわからないので、動き過ぎることになる左半身を指圧でケアしていった方が良いのではないかというお考えのようです。
お孫さんを抱っこして歩けるというのは、手術直後からすれば大きな進歩です。
抱っこだけではなく、おんぶもするなど、体の使い方で疲れの蓄積を遅らせることもできるでしょう。
指圧後は体が軽くなったとのこと、再手術はしなくてもよさそうです。
2023年6月19日 (月)
2023年6月18日 (日)
2023年6月17日 (土)
2023年6月16日 (金)
2023年6月15日 (木)
2023年6月14日 (水)
耳が詰まる、風邪症状、首肩背中の指圧で熱を発散、腎経に圧痛点。
昨夜は不快な蒸し暑さ、今朝も蒸し蒸しします。ブルーベリーの先端だけ色がついてきました。
耳が詰まった感じがあって鼻と喉の症状がなかなか治らないという女性、病院の検査ではコロナでもインフルエンザでもなかったそうです。
首から背中の指圧で体の奥から熱が発散していきました。
耳の詰まりは内リンパの停滞と考えて、耳と腎との関連から体のむくみを排出する指圧をしていきます。
足裏の湧泉から内踝外周の沿った腎経のツボの指圧で痛みがありました。
腎経は下肢内側から臍の外5分を上行し、正中線外2寸の鎖骨下際に終わるので呼吸器の不調の治療穴ともなります。
指圧中トイレに行き、指圧後には熱を溜めていた体は汗をかいて熱が下がりました。
天気が悪い日が続いて運動不足もあり、風邪の症状が治りにくくなっていたようです。
体のむくみが排出できるようになると、リンパの流れが良くなって風邪の症状も耳の詰まりも楽になっていきます。
コロナで学校閉鎖もあったようです。お気をうけください。
2023年6月13日 (火)
2023年6月12日 (月)
2023年6月11日 (日)
左腰痛、О脚、反り腰の指圧。
庭の芝生にネジバナが咲きました。今朝は雨、湿度は92%、今日は一日中雨の予報です。
70代女性、主訴は左腰痛、О脚で反り腰、腰より上は猫背、下腹が前に出ています。
左右の大腿外側が硬く、左大腿後側のストレッチの可動域が狭くなっていました。
仰臥位下肢から指圧を始め、横臥位で体の後面を指圧している頃には腰痛の気配は見られませんでした。
体の浅い部位での筋膜や筋肉の癒着が左腰の古傷を刺激していたのが今回の腰痛の原因だったようです。
骨盤を後傾させて下腹が前に突き出る姿勢が続いていたので、立ち上がる時は、おなかを引っ込めて、斜め前上方向に前頭部が向かうようにすると、腰痛の痛みを出さない立ち上がり動作になります。
仙骨下部を後ろに圧すように下腹を引っ込めると、臍下丹田の刺激になって腰痛予防、老化予防の姿勢になります。
2023年6月10日 (土)
2023年6月 9日 (金)
2023年6月 8日 (木)
2023年6月 7日 (水)
出産後の左大腿前側に走る痛み。
昨夜は短い時間雨が降って庭のキョウチクトウが濡れています。8時を過ぎて陽射しが強くなってきました。今日は28℃まで気温が上がる予報です。
4月に出産した女性、主訴は妊娠中から続いている左大腿前側に走る痛み、座位では猫背で骨盤が後傾しています。
背中がむくんでいることからも猫背で背筋を使っていないことがわかります。
仰臥位で左大腿後側のストレッチをすると後側には硬さがあり、前側に痛みが走りました。
仰臥位左下肢の指圧から始め、左下肢の牽引で3cmほど下肢長が伸びました。
体に冷えはなく、脈は正常、全身がむくんでいました。
仰臥位の指圧を終え、横臥位の指圧では左右ともに仙骨や殿部、大腿後側の指圧で強い痛みはありませんでした。
О脚や、骨盤の開き、ゆるみ、といったことは問題にしなくていいレベルです。
坐骨神経より上の腰椎から伸びる神経が大腿前側に伸びているので、猫背と骨盤の後傾を矯正する意識を持っていけば痛みは出なくなるはずです。
全身指圧後、左大腿後側のストレッチで後側にも前側にも痛みは出ませんでした。
赤ちゃんの抱っこの時は仕方がありませんが、骨盤を立てる、背中を起こす、遠くを見る、というアドバイスをさせていただきました。
御自分では気づいていませんでしたが全身がむくんでいました。むくみに気づかずにいられたなら体力があって健康です。
指圧をしたことで妊娠中からの詰まりやすい部分には余裕ができています。疲れが溜まったらまた指圧にいらしてください。
2023年6月 6日 (火)
2023年6月 5日 (月)
毎朝の体のチェック、車の定期点検で感じたこと。
庭の南側に白と水色のアジサイが咲きました。涼し気な季節の和菓子を思い出させます。
昨日は車の車検整備、特に故障もなく、見積り通りの予算で終了しました。
来年には交換したほうがいい部品のアドバイスもあり、車の健康診断が終わりました。
この来年には交換したほうがいい部品というのは経年劣化していくもので、現在は異常ではないということです。
体を動かす時に関節がぶつかる感覚や体の重さをそのままにしておくとやがて体の故障が生じます。
逆に、毎朝チェックして体の動きが滑らかであればその状態を維持していけばいいのです。
年に一度の健康診断や車の定期点検でわかることは、毎朝のチェックで早目に改善することもできます。
多少色褪せたり古くなっても、正常に使うことができればそれが味や個性にもなります。
2023年6月 4日 (日)
左の首から肩に走る痛み、僧帽筋起始部後頭骨付近にポイントがあった指圧。
ユリの花が咲きました。ツボミはオレンジ色でも開いた花びらはピンク色でした。
朝起きると左の首から肩にかけて痛みがあるという男性の指圧、首から肩の僧帽筋に沿った痛みのようですが触診ではピタリと一致するような部位はありませんでした。
仰臥位の首から指圧を始め、顔面、頭部、肩、前胸部、上肢と指圧をしていきます。
左の肩の痛みでは心臓の反射の疑いがありますが、脈に異常はなく、落ち着いた脈でした。胸の苦しさの訴えや、みぞおちや下顎周囲の痛みもありません。
下肢、腹部と指圧し、左を上にした横臥位で首の指圧から始めると、やはり首には手応えがなく、その上の後頭骨上項線の左側の指圧で、症状を再現し左肩にまで走る痛みが再現されました。
僧帽筋の起始部が後頭骨上項線、外後頭隆起にあたります。
体の後面を足まで指圧して、次に左肩に痛みが出る可能性がある左を下にした横臥位で同じように指圧をしたところ左肩に痛みはでませんでした。
おそらく左肩は関節も筋肉も問題はなく、首というよりも後頭骨左側の僧帽筋起始部に寝違えのような挫傷があっったのでしょう。
おそらく枕が低過ぎて顎が挙がった状態で寝ていて、左の後頭部に頭の重さがかかる左向きの状態が続いていたのでしょう。
全身指圧後、首の右側屈の痛みが残りましたが、これは治りかけた傷のストレッチ痛です。
痛みの出るような側屈と、強く圧すことはせず、枕を高くして顎が挙がらない寝姿勢をアドバイスさせていただきました。
右を下にした横臥位で枕を高めにして寝ると、首右側屈のストレッチ痛を出さずに左僧帽筋起始部への負担もなくなります。
2023年6月 3日 (土)
坐骨神経症状がある腰痛の指圧。
今朝6時、台風2号は潮岬の南を通過中、時々雨が強くなります。雨に濡れた動物が自分の体をなめるように、カタツムリが背中に背負った殻をなめていました。
腰痛の方で、下肢後側にしびれや痛みが走る坐骨神経症状が出ても、殿部や下肢後側の指圧で強い痛みがない場合は、上部の脊柱からの詰まりで腰椎下部の神経が圧迫されていて、坐骨神経痛という病気とまでは言えないことがあります。
例えば右足の爪先を外側に向ける右股関節外旋の姿勢で右膝を曲げて右手を使う時間が長いと、右の腰椎下部から仙骨に体重がかかり、梨状筋や大腿二頭筋など、坐骨神経の走行に沿って痛みやしびれが現れることがあります。
この場合、顔を斜め右下に向け、猫背になっているので、首から背中、腰まで右上半身が短縮する形になっています。
横臥位で右を下にすると痛みが出ても、首、背中、腰と指圧とストレッチで伸ばしていって坐骨神経症状が出なければ坐骨神経痛になってしまったと心配するほどの状態ではありません。
背中を反らして痛みがなければ、横臥位で上肢と下肢を真っすぐに伸ばしてから、上になっている股関節をお尻の側に引く(股関節伸展)のストレッチで上半身と下半身を引っ張り合うと、上半身に隙間ができて神経の圧迫から解放されます。
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