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2024年1月31日 (水)

急性の右腰下部から殿部のぎっくり腰ほどではない痛み。

Img_4536_20240131075901 庭の紅梅

 

 梅の枝に赤い蕾のドットが増えて明日からは2月です。

 急性腰痛の指圧、立ったり座ったりで痛みはありませんが右の腰の下部から殿部に痛みがあって「これが噂に聞いたぎっくり腰か」と心配して指圧にいらっしゃいました。

 触って痛みはなく、強く圧しても痛みは再現されません。

 仰臥位で両膝を浅く曲げて左に倒した時に右腰から殿部の痛みが再現され、右に倒しても右側に痛みがありました。

 右背部のストレッチでの右骨盤周囲の痛みなので広背筋起始部の傷と考えたいところですが仙骨上の指圧で痛みがなく、殿部の指圧でも痛みがないので骨盤の中の右腸腰筋の小さな傷なのかもしれません。

 仰臥位から指圧を始め、横臥位の指圧、全身のストレッチで指圧を終えると、患部の重さは残りましたが体の動きは軽くなりました。

 典型的なぎっくり腰のように車の乗り降りで息が止まるほどの痛みはないので、腰の中心から外側に離れた上半身の動きの影響が少ない部分の小さな傷のようです。

 痛みを再現するような無理な動きをしなければ普通に日常生活動作はできそうです。

 ぎっくり腰とまでは言えません。

 

 

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2024年1月30日 (火)

右肩甲骨周囲のこり、左股関節可動域の狭さ。

Img_4543 シクラメン 

 

 シクラメンが咲きました。西の玄関で花を咲かせ続けて数年、あと2日で1月が終わります。

 70代女性の指圧、主訴は背中のこり、左股関節の可動域が狭く、右の背中の肩甲骨周りがこっていました。

 肩甲骨の内転や上方回旋の動きが少なく、股関節の伸展と内転の動きをほとんどしなくても日常生活を過ごすことはできますが、上着の袖に手を通す時に肩が痛くなったり、座っている時間が長いことで腰背部の痛みが出てくるのは動かさな過ぎが原因です。

 仰臥位から指圧を始め、左股関節の運動では痛みがありましたが、仰臥位の指圧後、横臥位で肩甲骨周囲の癒着をゆるめていくと何ヶ所かポキッという音がして背中がゆるんでいきました。

 いわゆる肩甲骨剥がしというイメージで施術をすると刺激がつよくなりがちなので、皮膚、筋膜、筋肉と段階的に深部に浸透させるように施術をしていけば、カイロの手技のように関節音を鳴らすことを意識しなくても自然に除圧していくことができます。

 この寒い時期に指圧後にすっかりゆるんでいるようであれば問題はありません。

 硬くなることはあっても指圧をすればゆるむので、自宅でラジオ体操のような運動を続けるようにしてください。

 

 

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2024年1月29日 (月)

円錐の体重移動。

Img_4537 筑波山と関越道の灯り

 

 今朝はいつもよりも早く暗いうちにウォーキングへ、関越高速道の灯りが筑波山を浮かび上がらせていました。

 指圧の体重移動と似ているのが武道の体の使い方、腕を筒のように使って体の重さを砲弾として蹴りや突きを繰り出す達人技と指圧の波紋が広がるように円錐形に深部に浸透する圧はよく似ています。

 最短距離に無駄なく蹴りや突きを繰り出すことと、指圧の体の使い方は同じです。

 全身を一時間指圧をして息が上がらない体の使い方をして、大きな力は出せるけれど適量に圧を調整するところが武術と指圧の違いです。

 待合室のエアコンが新しくなったので一安心、今日もこれから指圧です。

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2024年1月28日 (日)

待合室のエアコンの最期の迎え方。

Img_4536 次々と

 

 庭の紅梅の蕾が次々と膨らんで今朝は昨日に続いてもう一つ花が開きました。

 生まれるものもあれば終わるものもあって、長年使った待合室のエアコンは日が暮れて最後のお客様を見送った後にリモコンでの停止が不能になりました。

 本体のスイッチで動かす、止めるはできますが、もう寿命です。

 最後のお客様を迎えた時か、おそらくずっと前から具合が悪かったのでしょう。

 今日の午前中にはエアコンが新しくなります。

 ご夫婦で指圧にいらっしゃる方や、具合の悪い方を連れて来ていただいたご家族の方が指圧を待つ間、たくさんの方を見てきた古いエアコン、お世話になりました。

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2024年1月27日 (土)

紅梅開く。

Img_4531 紅梅

 

 庭の紅梅が一輪開きました。

 今朝の最低気温は-1℃、氷は張りませんでした。

 来週の土曜日は節分です。

 風邪を引かないように、怪我をしないように、冬の厳しい寒さを乗り越えると芽吹きの春がやってきます。

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2024年1月26日 (金)

今夜は満月、ウルフムーン。

Img_4517 今朝の月

 

 今朝の日の出前、西の空の月、十分に明るく丸かったのですが満月は今夜、1月の満月はウルフムーンという名前があるようです。

 どうやらこれから先は昨日一昨日よりも寒くなる日はなさそう、今夜は晴れ、乾燥していることもあって澄んだ星空と満月を見ることができそうです。

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2024年1月25日 (木)

梅の香り。

Img_4515 梅の蕾

 

 いつもは年末から咲き始める紅梅がやっと開きそう、秋も暑かった昨年、急に寒さがやって来る1月、昨日は日本海側の大雪で通行不能になった高速道路がありました。

 穏やかに季節が移行してきますように。

 新型コロナの変異株に陽性の感染者が増えているようです。

 手洗い、換気、食品の備蓄など、万が一の備えをできる時に充実させておきましょう。

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2024年1月24日 (水)

日の入りが今日は17時に。

Img_4512 今朝の日の出の頃

 

 今日の日の出は6時48分、日の入りは17時になりました。年明けから25分ほど日照時間が延びています。

 今日は氷が張りませんでしたが最高気温は6℃までしか上がらず、明日の最低気温は-4℃の予報です。

 明後日からは少し寒さがゆるみそう、ほんの少しずつ春が近づいています。

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2024年1月23日 (火)

痛む部位は動かさずにつながる軸を動かすストレッチ。

Img_4503 サザンカ

 

 今朝は寒さがゆるんで氷も霜も見当たりませんでした。サザンカの垣根にマーブル模様の花が咲きました。

 寝違えやぎっくり腰など患部を動かすと痛い時にまずやっておきたいストレッチは、仰向けに寝て患部は動かさずに、体側に沿わせて手を下げていく側頸部から肩上部のストレッチや両膝を曲げて左右に倒すストレッチです。

 これも痛いところまでは伸ばさずに、痛みを確かめながら痛くなければさらに伸ばしていきます。

 首が痛い時も顔は正面に向けたまま両肩の外転90°(肩の高さに両腕を伸ばす)で両膝を左右に倒すストレッチをすると、首の付け根以下の背中の軸を柔軟にすることで首の動きを助けがしやすくなります。

 腰が痛い時は仰向けに寝て肩を動かすことで腰より上の柔軟性を取り戻すことができ、バンザイの動きや空手の正拳突きのような動きでも腰の周りの緊張を和らげることになっていきます。

 同じ動きでもうつぶせや横向きで効果が出る部位が少しずつ変わり、上肢下肢を伸ばす角度の違いや平泳ぎの脚の動かし方など、痛みの出ない動きが増えていけば急性の強い痛みは減っていきます。

 この冬最強の寒波が近づいています。動かせる範囲で気持ち良く体を動かしておきましょう。

 

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2024年1月22日 (月)

虚をつく、こりとぶつからない、ぶつかったら引き挙げる。

Img_4500 筑波山

 

 今朝の筑波山の周りは雲海のよう、昨日の雨が朝靄となって空に戻っていきます。

 地上と空の水の循環のように、体の血液循環もどこかに余計に溜まった血液は戻っていかなければいけません。

 筋肉のこりに「こってますねぇ」と言って圧し潰しにかかるのは実のぶつかり、指圧はこりを確認したら密着したまま引き挙げて除圧していきます。これをぶつかりとして表現すれば虚のぶつかりです。

 硬さに指力でぶつかればお互いが消耗します。

 指圧は全身の血行促進を目指す健康法なので動脈の流れに沿った遠心性の手技ですが血管に沿ったリンパはどんどん心臓に還っていきます。

 母指指紋部で圧すだけではなくその時の四指と手掌の密着が広範囲に影響していきます。

 昨日は頭痛が悪化しそうな一日でした。

 頭痛薬を飲んで効かないという方は、指圧を受けてみてください。

 薬では動かない痛み物質の溜まりを流すことができるのが指圧です。

 

 

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2024年1月21日 (日)

右肩甲骨内上角の痛みの指圧。

Img_4498 雪にならず雨

 

 午前7時、雨で薄暗くまだ街灯が道路を照らしています。気温は6℃、雪にはなりませんでした。

 右肩甲骨内上角の肩甲挙筋停止部の痛み、右肩を下げて首を左側屈してから屈曲させる右肩甲挙筋のストレッチで痛みがあり、首を右側屈してから屈曲しても痛みが再現されます。

 反対側のストレッチでも痛みが再現される時はこりを超えて傷がある時の症状です。

 肩甲挙筋は肩甲骨を挙上する筋肉ですから右手を使う時に肩甲骨が挙がる動作を頻繁に繰り返していたようです。

 中音から高音までの鍵盤を激しく移動するピアノの難曲を練習していたそうなので、脳と指先が一致するくらいに習熟するまでは指で鍵盤を強く叩いてしまうことになって肩が挙がるようです。

 指圧も指先で考えられるようになって力が抜けて、圧の多様性を創作することができるようになります。

 「指圧は芸術である」と指圧学校の道場に掲げられていたのは一般的な専門学校と比べて異例のことだと思いますが、ショパンやラフマニノフの難曲を弾きこなそうとするピアニストと同じような感覚を指圧師も探求していくのだということなのでしょう。

 全身指圧後、背中の硬さはゆるみましたが右肩甲挙筋停止部の痛みは残りました。傷なので、肩の挙上や外転の動きで強い力が入らないように気をつけて、肩の伸展、下制方向のストレッチを意識して行いましょう。

 滑らかで感情のこもったタッチができるようになるまでには、ピアノも指圧も指先が脳になるくらいの練習が必要です。

 

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2024年1月20日 (土)

大寒、夜明けの空。

Img_4495 大寒夜明けの空

 

 大寒の夜明けの空はくもり、夜には雨になる予報、朝7時の気温は5℃、雪の予報もありましたが気温が高めなので降っても積もらないようです。

 昨日のうちに雪になった時の準備をしておいたので日曜日の時間の使い方に余裕ができました。

 

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2024年1月19日 (金)

今朝の最低気温は4℃、寒さゆるむ。

Img_4492 シクラメン

 

 明日からの大寒を前に今朝の最低気温は4℃、寒さがゆるみました。

 寒さに慣れて今朝のウォーキングは途中で手袋をはずしました。

 明後日は雪になるかもしれないということですが、最低気温の予報は4℃、こちらでは雨になるかもしれません。

 寒い日に着ぶくれて何かをするよりは暖かいうちに用事をすませておきましょう。

 動きがきつくなるほどの靴下の重ね履きや服の重ね着は転倒の危険があるので要注意、雪が降ったら出かけずにすむように、買い物などは今日明日のうちにすませておきましょう。

 

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2024年1月18日 (木)

腰痛対策に寝返りしにくい方の足を後ろに引いて作業する。

Img_4489 今朝の日の出

 

 

 花粉症で受診する人が今年は例年より早く増えているそうです。西の山が花粉で霞む時期はまだ先ですが一昨日の強風は花粉を都心までばらまくことになったようです。

 腰痛のストレッチの一つとして上肢下肢を一直線に伸ばした寝返りをお薦めしています。

 寝返りしにくい方の腰が患部なので痛ければ痛みのない横向きまでの寝返りでも体重でストレッチになります。

 この逆で腰に負担をかけるのが重い物を持ち挙げる時なので、右の腰が痛ければ右足を後ろに引くか右爪先を外側に向けて右股関節を伸展位か外転位にして右体幹の側屈と屈曲の角度をゆるくします。

 体重が右の腰にかからない姿勢で作業ができれば腰痛の悪化を防ぐことができます。

 

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2024年1月17日 (水)

強風の一日が明けて。

Img_4484 風で折れた枝

 

 昨日は午前10時頃から時々家が揺れるほどの強い風が吹く一日でした。

 今朝外に出ると、枝が道路に横たわっていたり、雑草除けの黒いシートがめくれあがっていたりしたものの、落葉は道路の両端に集まって、他に風に飛ばされてきた大きなものは見当たりませんでした。

 今日は風は吹いていませんが乾燥注意報が出ています。保湿と保温、経脈の始まりと終わりがある指先はのケアは念入りにしておきましょう。

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2024年1月16日 (火)

昨日の朝の「ドン!」は火球。

Img_4483 今朝7時過ぎ

 

 昨日の朝7時少し前、ウォーキングをしていて西の空が夕焼けのように赤いなと思っていたら「ドン!」という短い雷のような音がしました。

 鳥が騒いで飛び立ったので地震かなと思いましたが、そのような情報はなく、午後になって火球が南から北西の方向へ飛んで行ったということを知りました。

 花火よりも低く重く短い音で、雷にも似た短い爆音でした。

 昨日は強風が吹き、今日も10時頃から強風が吹く最高気温6℃の寒い一日になりそうです。

 乾燥しています。十分な保湿と保温で体をケアしましょう。

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2024年1月15日 (月)

今日は強風の一日。

Img_4479 モクレン

 

 モクレンの蕾が増えてきました。今朝は強風の一日となる予報、8時を過ぎて風が吹き始めました。

 風のない早朝に外を歩いてきて昨日ほどの寒さではありませんでしたが、最高気温が10℃の今日は風が吹いて寒くなりそう、もうスギ花粉も飛んでいるようです。

 寒さ対策、乾燥対策に加えて、花粉症の方はそろそろ対策が必要です。

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2024年1月14日 (日)

冷えから痔が悪化することも。

Img_4477 雪の名残り

 

 昨日は午後3時ごろから雨が降り出して日没前から短い時間小雪が舞いました。夜は強い風が吹いて雪はほとんど消えていますが、北向きの斜面に雪の名残りがありました。

 大掃除で首や腰を痛めたという人の指圧が続いていましたが、昨日は痔で病院へ行ってきたという方の指圧をしました。

 確定申告の準備などのデスクワークや冷え、運動不足などで脳や心臓の血管だけでなく下部消化管の血流も悪くなります。

 重い物を持ったり、長時間の座位や排便の時のいきみなど、痔のある方は内圧が高まって出血をすることもあるようです。

 外用薬を塗っているとのことでしたが胃の具合が悪くなったとのこと、外用薬でも使っているうちに体内に吸収されていき胃を荒らすこともあります。

 骨盤内臓神経支配領域の殿部の指圧で強い痛みはありませんでしたが、左側頸部以下の左半身の頃が強く、股関節と背中のストレッチでも左半身の硬さが目立ちました。

 全身指圧とストレッチ後、胃の重さと下腹部の違和感が軽くなったそうです。

 痔としては軽症の診断だったそうなので、この指圧で症状の回復を早めるお手伝いができたのではないかと思います。

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2024年1月13日 (土)

今日の午後は雨から一時雪の予報。

Img_4473 ホトケノザ

 

 今朝は昨日ほどの寒さではありませんが午後3時頃から雨になって5時頃には雪になる予報です。

 今日明日は共通一次試験、雪で交通の混乱が見込まれるこの時期の試験はもっと早く11月頃に実施することだってできるはずです。

 インフルエンザ、コロナ、食中毒のニュースが続いています。

 試験中のマスクは任意になったそうですが乾燥しているので体調を悪化させないためにもマスクをしておいた方が保湿になって、血流の滞りが減って、解答が浮かびやすいかもしれません。

 緊張と冷えで実力が発揮できないということがないように、椅子に座ったら、両拳に思いっきり力を入れて強く握り、両肩を挙げて、息を10秒間とめてから脱力します。

 この自律神経訓練法の後は無駄な力が入らないので、素の自分の実力が発揮できることでしょう。

 両手をこすり合わせる、上肢、下肢、胸からおなかを擦る、血行促進の寒さ対策をして一日を乗り切っていきましょう。

 

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2024年1月12日 (金)

今朝は8時で-1℃、今年一番の底冷え。

Img_4471 ミント

 

 今朝は8時で-1℃、乾燥で霜は薄く所々にしかありませんが氷が張って地面からの底冷えは今年一番でした。

 外は寒さで体を動かさずにいられませんでしたが、家の暖房の中では寒さで硬くなった体を直に暖気に当ててじっと座っていたくなります。

 この寒暖差が血管ストレスとなって積み重なり、こりが硬く癒着していきます。

 冷えた体を温めることは大事ですが、温まった気持ち良さにくるまれてじっとしているとこりが強くなっていきます。

 一時間に一回は背伸びや屈伸運動をして、しつこいこりからのぎっくり腰などの挫傷を予防しましょう。

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2024年1月11日 (木)

恐怖のはけ口としての地震ごっこを叱らない。

Img_4470 シクラメン

 

 今朝はくもり、スマホのお天気アプリでは8時の気温が0℃となっていますが今朝は氷が張っていませんでした。先月板第当たシクラメンの勢いがなくなってきました。

 地震関連のニュースの中で「子供たちの地震ごっこや津波ごっこをすることがあるが叱らずに見守る、できれば一緒に遊んでハッピーエンドにもっていく」というのがありました。

 地震の恐怖体験の発露として、体を使って地震の真似をすること、地震で遊ぶことは、恐怖を薄め、トラウマのフラッシュバックを起きにくくするセラピーとなるようです。

 心に抱えた不安や憤りを発散する中で歌や演劇が生まれ、本能的に人は重荷をおろす追体験として物語を共有してきたのでしょう。

 様々な不足や不自由の中で、子供たちの体と心は生き残るための方法を見つけているようです。

 「地震ごっこを叱らないで」という注意喚起がされたということは、様々な震災で大人たちが地震ごっこという癒しの方法を見守ってよかったと思ったということです。

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2024年1月10日 (水)

膠原病から間質性肺炎で八代亜紀さん死去のニュース。

Img_4469 タンポポの種

 

 西側の陽当たりのいい場所に綿毛のタンポポ、今朝は歩くのに足踏みをせずにはいられないような冷気が地面から伝わってきます。

 昨夕のニュースで歌手の八代亜紀さんが年末に亡くなっていたことを知りました。膠原病の治療中で進行性の間質性肺炎で12月30日に亡くなられたそうです。

 八代亜紀さんと同じ70代のお客様の中には膠原病や間質性肺炎の方がいらっしゃいます。

 何となく体の調子が悪い日が続いて、いくつかの検査をしてしばらくたって病名がわかったという方が多いようです。

 免疫が自分の体を攻撃してしまう膠原病、防御システムが異常をきたして暴走してしまう怖さ、長年頑張ってきた体と心が穏やかに幕を閉じて行けますようにと思います。

 画家としても知られた八代さんに自画像を描いてもらえるというふるさと納税の返礼品の話題をつい最近テレビで知ったばかり、八代亜紀さんは闘病中も穏やかであったのでしょう。御冥福をお祈りいたします。

 

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2024年1月 9日 (火)

左腰痛、左足がしっかりと底屈に使われていない。

Img_4468 日の出前の月

 

 月が⦅ ⦆の左側のようになって次の満月は1月26日、今朝の最低気温は-4℃、氷が張りました。

 昨日の左腰痛の指圧では、左の足関節と足趾が背屈方向で固くなっていてしっかりと底屈に使っていないことがわかりました。

 足背屈+足趾伸展は前に足を出す時の形、歩く時に体の後ろで地面を蹴れば足底屈+足趾屈曲の筋肉が使われます。

 また後ろで地面を蹴る時の股関節伸展の動きは腸腰筋のストレッチになります。

 重い物を持ち挙げる時の猫背+へっぴり腰の姿勢でも足背屈+足趾伸展の踵体重から膝を伸ばすことになります。

 足趾を曲げるストレッチをすれば足関節は底屈方向に曲がるので、腰痛で足が固い方は、椅子に座って脚を組んで足趾をしっかりと曲げるストレッチや、立位で腰に両手を当てて一歩後ろに片方の脚を伸ばして、膝を伸ばし体幹を沈めるストレッチ、立位で踵の上げ下げなどをしてみてください。

 体の後ろに脚を伸ばすこと、爪先に体重をかけること、多くの人が省エネに使っている筋肉を使うことで、血行促進、腰痛予防になります。

 

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2024年1月 8日 (月)

今週は最低気温がマイナス、最高気温10℃以下の日が続く。

Img_4467 梅の蕾

 

 今年の庭の梅はまだ蕾、やっと紅梅の赤さがわかるくらい、今週は最低気温が-3℃くらいの日が続き、最高気温は10℃以下の日がほとんど、地面に冷えが溜まっていって寒さが厳しくなりそうです。

 今朝も最低気温が-3℃だったようですが氷は張らず、霜もおりていません。風がないので外を歩いて手足が凍るような寒さではありませんでした。

 明日の最低気温は-4℃の予報で日陰や地面に寒さが溜まっていきます。

 大寒は20日ですから真冬の寒さはこれから、食事から運動から血行促進を心がけ、体の調子が悪くなりそうだと感じたら指圧にお出かけください。

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2024年1月 7日 (日)

右肩甲間部の痛み、脈が跳ぶ。

Img_4466 今朝の日の出

 

 今年七回目の日の出、今朝は8時で6℃と氷の張らない朝でしたが強い風が吹いています。朝は七草粥をいただきました。

 70代女性、主訴は右肩甲間部の痛み、脈をとると4拍目に休符が入って脈が跳びます。

 今週中に循環器の主治医による診察があり、本人も自覚していて、右肩甲間部は体幹の右側屈からきていると思われ、他の部位への放散痛はありません。

 肩のこりはほとんどなく、右肩甲間部と対角線の左側頸部はこっていて、運動不足で下半身はむくんでいましたが指圧後には体が楽になったそうです。

 正月、寒さ、運動不足、心臓の働きが悪くなっている方はたくさんいらっしゃると思います。

 心臓の働きを助けるのは筋肉です。踵の上げ下げやスクワットなど、その場でできる運動で心臓の働きを補うことができます。

 今朝のニュースでも能登の地震で避難されている方たちの大変な状況が次々とテレビ画面に映し出されています。

 自分で運動ができない方には、足の関節をゆっくりと背屈、底屈と繰り返し動かしたり、足裏やふくらはぎを擦る、両手でつかむように圧す(把握揉捏)など、皮膚表面へのしっかりとした密着があれば弱い力で効果があります。

 体に触れること、触れられることで安心感が生まれます。

 今できることに集中して、命を長らえていきましょう。

 

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2024年1月 6日 (土)

正月に痛風。

Img_4459 高麗神社

 

 一昨日の講座終わりにお詣りした高麗神社、日が落ちかかった境内は初詣の人で混雑していました。

 昨日指圧をした方は、こりはひどくありませんでしたがストレスが溜まっていた様子、旦那様が大晦日から痛風の痛みで動けず、ゆっくりできるはずの正月がだいなしになったようです。

 おせちの数の子やビールなど、尿酸値を上げるとされる食品の飲食をする機会が増える年末年始、運動不足や脱水などが加わって、医療機関が休みの正月に痛風を発症する人は多いのかもしれません。

 能登地震で避難されている方も水不足と運動不足が重なって結果として尿酸値が高くなって痛風を発症することがあるかもしれません。

 可能であれば白湯を飲むようにして血液検査で問題となる数値が高くならないように気をつけましょう。

 おせちは塩分が高い御馳走が多いので、薄味の食事に切り替えていきましょう。

 

 

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2024年1月 5日 (金)

アロマ指圧講座 花粉症のツボ。

Img_4458 薬香草園 

 

 昨日の午後3時過ぎ、講座が終わって薬香草園の石段から見た元のレストランスペース、今も手作りパンなどの飲食スペースとして残っています。花壇の花の少ない季節、お客さんとあまりすれ違いませんでした。

 花粉症のツボの講座は半側発汗反射と関連付けて、横向きでは下になる圧迫側の血管が拡張し、上になる側の鼻づまりが解消することと、大腸経の上肢のツボ指圧で反対側の鼻づまりが解消するという実技をしています。

 つまり右示指側面の延長線上の背側骨間筋のツボ「合谷」を指圧すると左の鼻づまりが解消します。

 握手をする形で上から下に背側骨間筋を圧すこと(水かき部分ではない)と、合谷→陽谿→手三里→曲池という前腕の内側と外側の交わる頂点に沿って橈側手根伸筋にマートルとスイートアーモンドオイルで2点間すつを引っ張るアロマオイルトリートメントのテクニックを練習しました。

 本当に自分のものにするには何年もかかるテクニックですが、タッチの奥深さを知るとっかかりとしては誰もが深味を感じることのできる実技です。

 マートルはユーカリと同じフトモモ科の精油で刺激はユーカリよりもマイルドです。花粉症の精油としてラインナップに加えてみてください。

 

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2024年1月 4日 (木)

のどの痛み、咳、痰のツボ「天突」、胸骨上縁に人差指をあて前後に滑らせる。

Img_4455 今朝北西の空

 

 能登の地震発生から62時間が過ぎた北西方向の空、この先の被災地では捜索活動が続いています。

 避難所の乾燥や倒壊現場のほこりでのどの具合が悪くなっている方がいらっしゃるかもしれません。

 鎖骨中央にのどの症状を和らげるツボ「天突(てんとつ)」があります。

 胸骨上縁に人差指の指紋部をあてて、前後に滑らすようにすると粘液の分泌が促進されて痰が切れやすくなり、咳の症状を和らげる効果も期待できます。

 のどを突かないように、胸骨の縁で人差指を前後に動かして、爪の部分がやや上の皮膚に当たれば十分です。

 私にのどの違和感がある時は自然と指が向かうのが「天突」、マイルドな効果を感じています。

 運動不足の解消には二人で床に座って両足裏を合わせてタオル綱引きもお薦めです。

 タオル2本の両端を左右の手に持った頑張らない綱引きで、上肢、肩、背中のストレッチになります。

 天候が良くなって、地震が治まり、被害が広がりませんように。

 今日の午後は飯能生活の木で花粉症のツボのアロマ指圧講座です。

 

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2024年1月 3日 (水)

羽田空港のJALと海保の航空機事故、能登地震の支援物資を積んで…。

Img_4452 朝焼け

 

 今朝の日の出前の朝焼け、昨日の羽田空港の燃えている飛行機の映像を思い出させます。

 羽田の事故は、着陸してきたJALの旅客機と、能登地震の支援物資を積んで新潟へ運ぼうとしていた海上保安庁の飛行機の衝突事故でした。

 原因は調査中ですが、支援物資を運ぶことはイレギュラーな任務、普段とは違う急ぎやあせりがあったのかもしれません。

 元日の地震がなければこの事故もなかったと思うと、人命に関わる天災の影響の拡がりを感じます。

 海上保安庁の乗員は5名の方が亡くなり、機長が重傷、旅客機の乗員乗客は全員無事でしたが脱出の際に怪我をした方がいらっしゃいます。

 考えても備えても足りないことはありますが、よくよく考えて行動しましょう。

 天災や事故や病気を遠ざけるように考え備えて、あわてないように、そして緊急時には逃げ足が速いのも生き延びる力です。

 

 

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2024年1月 2日 (火)

元日の夕方に能登地方を震源とする最大震度7の地震。

Img_4447 最勝寺の蠟梅

 

 元日は地元の伊波比神社に初詣をして、越生の山吹の里の梅を見て、東洋医学の中興の祖である田代三喜の顕彰碑のある最勝寺をお参りするのがいつものコース、梅は遅れていましたが最勝寺の蠟梅が咲いていました。

 正月ののんびりムードが吹き飛んだのが午後4時過ぎのスマホの緊急地震警報、能登地方を震源とする最大震度7の地震を含む100回を超える地震が今朝までに観測されています。

 昨夕から避難をされている方、地震の被害に遭われた方の疲労、心労は人生で最大の痛みに達していることでしょう。

 今朝も地震特番が続いていて、正月のお祝いムードも明日は我が身と消えています。

 建物の倒壊、道路の亀裂、火事、断水、停電、電話の不通、寒さ、様々な障害の中で、少しでも体の健康と安全を保てますように…。

 正月三が日の医療機関は通常の診療体制ではありません。

 体を擦る、膝の屈伸、背伸びの運動、その場で足踏みでもいいので、気持ちが辛くても血行促進にできることをして、風邪の予防と寒さ対策にマスクをして、どうか健康被害を予防して、大災害の真っただ中を生き抜いてください。

 避難所でも、お互いに体を擦り合うことで皮膚感覚から安心感が得られる効果と血行促進の効果があるので、じっと下を向いて丸くなっている方の背中をやさしく擦ってあげてください。

 

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2024年1月 1日 (月)

あけましておめでとうございます。

Img_4425 初日の出

 

 あけましておめでとうございます。

 2024年の初日の出の時間は寒さがゆるんでいました。

 コロナ禍の頃と比べて、紅白歌合戦を見ても時代のテンポが速く複雑に意味のわかりにくいものになっていることを感じました。

 時代のスピードに擦り減っていく人はこれから増えていくことでしょう。

 ゆったりとした癒しの空間を今年も続けていきます。

 健康で幸せな毎日でありますように。

 

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