行動が制限される痛み、徘徊の痛み。
ツクシが減っていつの間にかスギナが増えています。人間も子供から大人の姿に形を変えて生きていきます。
病気と痛みで思うように歩けなくなった方に指圧をしている時に「歩けるようになったら〇〇へ行きたい」という話をよくうかがいます。
今朝は繁華街で、補導された未成年のニュースがありました。動物としての人間の本能は出会いや居場所を求めて誘惑の多い危険な場所に向かわせるようにできているのかもしれません。
認知症の徘徊も現在の居場所の違和感から、居場所を求めてさまよっていきます。
目的地のはっきりとしない自由な行動は、目的地へ行けない不自由な体と同じくらい痛みを抱えることにもなりそうです。
現在の居場所にいて苦しい方に指圧は動ける方にも動けない方にもひと時のリラックスをもたらします。
本能の疼きを鎮め、リスクを冷静に判断し現実と向き合えるようになることも、痛みがやわらいで体が動かしやすくなることも、指圧後に現れる効果です。
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