学問・資格

2018年11月 4日 (日)

薬指の爪揉みは交感神経を刺激するという理由として考えられるのは。

114 守り柿が食べられている

 一つだけ残っていた大きな柿が食べられていました。鳥のおなかの足しになったり、いざという時の備えになったり、枝だけよりも目のやり場があったり、取り尽くさないことが役に立つというのが守り柿の教えなのでしょう。

 最近テレビの健康番組で「爪揉み」の時に薬指は交感神経を刺激するので圧すなと言っていましたが、その具体的な説明がないのは気になりました。

 薬指の先端は尺側の半分が尺骨神経支配、橈側の半分が正中神経支配で、他の指の先端は正中神経か尺骨神経の単独支配ですが、この指の先端だけが2つの神経に支配されています。

 また薬指は三焦経の経脈の始まりで、上焦・中焦・下焦と分かれて口から肛門までの働きに関係しますから、上焦では心肺機能との関わりがあります。

 心臓の働きを活発にしたり、気管支拡張の働きは交感神経の働きですから、上焦に働きかければ交感神経を刺激することがあります。

 指圧や楽器の演奏で薬指を使う私はあまり動かしにくいと感じていないので、薬指が動かしにくいと感じない方もいらっしゃると思いますが、一般的には動かしにくい部位の刺激は強く感じることになるので痛いとか強い刺激だと感じて交感神経が緊張します。

 私は爪揉みだけをすることはなく、全身の指圧で答えを求めていきますので、薬指の爪揉みをしないという選択肢を考えたことがありません。

 薬指の爪の付け根尺側のツボ「関衝」も他のツボと同じようにちゃんとしたツボです。

 眉毛外端に終わる三焦経の井穴である「関衝」の効能には、頭痛、目の充血、めまいなどがあるとされています。

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2015年5月11日 (月)

ガス腹のガス抜き、お尻を高くする姿勢とおなかをひねる。

 今朝は冷えました。昨日の日中の温かさからの放射冷却もあって、乾燥した日蔭を歩くとうすら寒いくらいのウォーキングとなりました。

 寒さを感じると背中を丸めて体熱の放散を防ぐ猫背姿勢になります。

 冷えは体を緊張させるので消化管の働きは鈍ります。

 腸の中には便とガスがあって、気体のガスは上に向かおうとします。

 立位や座位でお尻の位置が下にある時はガスは上に向かおうとするのでゲップとして出ないものは腸に停滞します。

 ヨガのガス抜きのポーズは仰臥位で両膝を抱えてお尻を高くします。

 消化管よりも肛門が高い位置にあればガスが出やすくなります。

 お尻を高くする姿勢はうつ伏せでもできます。

 膝立から体幹を前屈し、両上肢を前に伸ばし背中を伸ばしていくとお尻の位置が高くなってガス抜きのポーズになります。仰向けでも、うつ伏せでもガス抜きのポーズは脊柱を伸ばすストレッチにもなっています。

 また、うつ伏せに寝て両腕を前に伸ばし体幹を左右に揺さぶっても腸の刺激になります。

 この動きは、指圧で上行結腸と下行結腸を揺さぶる櫓棹(ろとう)揉捏と同じような刺激になります。

 便秘では横行結腸との移行部やS状結腸などの曲がった部分で詰まりやすいので、いつもと違う姿勢で腸を刺激したり、お尻の位置を高くしてガス抜きで排便を促すことが効果的です。

 朝と日中の温度差のストレスは背中に出るので、背中をリラックスさせるためにも普段なかなかしないお尻を高くするポーズをとるようにしましょう。

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2006年2月10日 (金)

アロマセラピストになるには

日本アロマ環境協会のアロマセラピストになるには、かなりの時間が必要です。

アロマテラピースクールに通う場合がほとんどだと思うのですが、マッサージの資格があるからなんとかなりそうだと思っていると、実はこれが難しいのです。

まず解剖生理学などの学科試験の一次が、四択問題で出題されます。これは、マッサージの試験でもおなじみなので難しくはありません。

しかし、二次試験が論述なので、『小腸について200字で説明せよ』などという問題が並ぶと、これが書けないものなのです。

アロマテラピースクールで学んだ人には二次試験が免除されていて、かなり有利になっています。実技試験も校内でできるので、アロマセラピストを目指していて、時間が作れる方は、アロマテラピースクールに入学するのが無難です。

ただし、男性を受け入れていない学校も多いので、男性でマッサージの資格を持っている方は、私のように独学でも資格の取得は可能です。

トリートメントのビデオやDVDをたくさん見たことと、通信教育でテキストを手に入れたことは、『標準』を知るうえで、とても役にたちました。

また、30症例のカルテ審査があるので、ボディトリートメントをしたうえで、それを客観的に分析する文章力が必要になります。これには、頭を悩ませた人が多いのではないでしょうか。

指圧・マッサージとアロマテラピートリートメントには、微妙なニュアンスの違いがあるように思います。どうかアロマセラピストを目指す皆さん、頑張ってください。

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