心と体

2017年6月29日 (木)

通院の付き添い2日で左坐骨神経痛再発、「身代わり焼き芋」をいただく。

629 目から涼しい

 気温は高くなくても蒸し暑い朝、視線は涼しい色の花を見つけて止まりました。

 昨日は80代女性のお宅で指圧の日、一昨日旦那様が踏切で転倒して顔面を2針縫う怪我をして、その付き添いで連日の病院通いでお疲れです。

 この日は診察まで2時間待ったそうで、左殿部から下肢に痛みが走る坐骨神経痛が再発していました。

 幸い旦那様に骨折や頭を打ったようなことはなく、歩行もできて会話も正常でしたが、思いがけない顔面からの出血で2日続けて病院へ付き添った奥様には心労も体の疲労も大変でした。

 踏切で転倒した時に警察官の方が近くにいて「救急車を呼びましょうか」というのを断ると家まで送ってきてくれたそうで、その時の話をあれこれとうかがいながら全身指圧を終えました。

 額から上唇まで絆創膏の旦那様が「昨日の焼き芋がある」とのこと、テーブルに登場した焼き芋は半分の高さに潰れていました。

 買物の袋を下げて踏切を歩いていて線路の段差に足が引っかかって転倒したのでしょう、買物袋がクッションとなったようです。

 潰れた焼き芋でしたが、これが体を守ってくれたかと思いながら、おいしくいただいてきました。

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2017年6月28日 (水)

70代女性、体全体が苦しい、訴えの多い症例。

628 今朝の庭から

 
 今朝は雨、庭で摘んだ花や枝が涼しい色にまとまりました。

 御得意様からの紹介で指圧にいらっしゃった70代女性、体全体が苦しいということです。

 30年前から甲状腺機能低下症で薬を服用し、一年を通してアレルギーがあるので抗アレルギー薬と骨粗鬆症の薬と胃薬も飲んでいます。

 それに加えて様々なサプリメントも飲んでいるようで、体の苦しさはここ2年くらいの間続いているそうです。

 耳が聴こえなくなったということですが、会話で聞き返すようなことは一度もありませんでした。

 その他に近視に老眼もあって…ということですが、白内障や緑内障はありません。

 座位では右肩が上がっていて右肩上部僧帽筋がこっています。脈診では左橈骨動脈の脈がとれません。右手の使い過ぎ、左手の使わな過ぎということが診えてきます。

 御得意様からの紹介の電話では腰が悪いとのことでしたが、腰椎は正常に前弯していて指圧やストレッチで痛みはありませんでした。

 指圧中はいびきをかいて眠りましたが寝たつもりはないとのこと、最後の仰臥位おなかの指圧の途中でトイレに行かれたので老廃物はよく排出できたはずです。

 指圧後、左橈骨動脈でしっかりと脈がとれ、右肩は下がり、右肩はゆるみました。
 
 両足が外反母趾で手指先端のIP関節、DIP関節にはほぼすべての指に何らかの変形がありますが、股関節や膝関節、肩関節の可動域に異常はありません。

 甲状腺機能低下症があれば体は重だるくなりがちです。この2年ほどの間に日常生活での活動量が減って筋肉が落ちたことが体の苦しさを強めたのではないかと思います。

 左の腋窩から上肢への血流を促進するテニスのバックハンドの動きのストレッチ、外反母趾を改善する踵の上げ下げ、テンポを速めたウォーキング、基本的な腰痛体操などを覚えていただいて指圧を終えました。

 施術はうまくいきましたが、御本人が納得するには「痛みや不安や不満を探さない」ということが必要だと思います。

 自分の体の老いや衰えを探すのではなく、体を動かすことで「気持ちいい」を発見することができるかどうか、また一人私がお手伝いさせていただく御客様が増えました。

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2017年6月27日 (火)

50代女性、めまい、ふらつく、病院の検査で異常なし。

627_2 柿 直径4cm

 今朝今年初めてトンボが飛んでいるのを見ました。シオカラトンボでした。今日は湿度の高いくもりの一日になりそうです。

 50代女性、主訴はめまい、回転性ではなく、ふらつきます。

 病院の検査では異常なし、去年も6月にめまいで指圧をしているので梅雨時の気圧との関係もありそうです。

 座位では頭が肩よりも前にあって、頸部から肩上部、肩甲間部がこっています。

 寝返りでめまいがすることはないということなので、椎骨動脈と頸動脈の血流を筋肉のこりと交感神経の緊張が滞らせて、脳貧血によるふらつきとなっていそうです。

 首、肩、肩甲間部と弱い圧で繰り返し指圧をしてこりをゆるめていきます。

 脊柱の左右への歪みはなく、腰に硬さはありませんでした。

 下半身はややむくんでいましたが問題はありません。

 仰臥位の下肢と上肢の指圧の後、耳の周囲を念入りに頭部顔面の指圧をして前胸部、腹部の指圧で施術を終えました。

 仕上げのストレッチ後、立ち上がる時にふらつきやめまいはありませんでした。
 検査で異常なしの時には、点圧で全身のこりやむくみを解消していく指圧がよく効くことがあります。

 今回のように6月にめまいが起こるというような季節性がある時には、お天気病の要因もあります。

 また、5月、6月が行事などで毎年忙しいということもあるのかもしれません。

 こりやむくみによる血行不良はめまいになることもあるので、早目にメンテナンスにお出かけください。
 

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2017年6月26日 (月)

60代女性、嘔吐後6日目、だるい、体調が回復しない。

626 サンパラソル

 玄関のサンパラソルが今朝開花しました。蒸し暑さで日傘を広げるように花を開いた夏の花です。

 60代女性、月曜日に嘔吐してからだるくて体調が回復せず、6日たった昨日指圧にいらっしゃいました。

 座位では、頭は肩より前にあって体幹はやや右に傾いています。

 病院ではウイルス性の急性胃腸炎という診断はなかったそうです。

 背中がこっていて、肩は左より右肩がこっています。

 下半身がむくんでいて、ふくらはぎは筋肉を感じないほど力なくむくんでいました。

 伏臥位で指圧をしていくと、背中の筋肉の癒着が何層にも積み重なって感じられます。

 1週間というレベルの疲労の蓄積ではなく、3ヶ月前のこりの上に、1ヶ月前のこりがあって、さらに…という具合に筋肉と筋膜がくっついている手応えです。

 こういう時に指力で圧しこむと、錆びたネジを無理やり回そうとした時のようにネジが回らずにネジ自体や周りの組織が壊れます。

 圧して抵抗を感じたら戻すを繰り返して、軽くて浅い点圧で癒着を解放していきます。

 背中のこりは内臓筋肉反射もありますが、胃腸の反射よりも右肩と右肩甲下部の肝臓の反射が強いようです。

 背中は長い期間のストレスを語っています。

 前回の指圧は年末でした。半年のこりと疲れを少しずつゆるめていきます。

 指圧中はほとんど眠り、体からは熱を発散して汗をかいて、指圧が終わるとしばらく起き上がれませんでした。

 指圧後、座位で頭は肩の上に乗っています。

 体幹はやや右に傾いていますが右肩のこりはとれました。

 指圧中におなかが動いたのが最後のおなかの指圧の時だったので、胃腸が動くまでにずいぶん時間がかかりました。それほど疲労を溜めていたということです。

 嘔吐はあっても食中毒のような急性胃腸炎ではなく、疲れ過ぎだったようです。もう少し早いタイミングで指圧に来ていただいていれば嘔吐はしなくてすんだと思います。

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2017年6月25日 (日)

転倒後リハビリ中の男性83回目の指圧、心肺機能が強い。

625 今朝は小雨

 今朝は小雨、甲信越で午前7時過ぎに起きた地震では震度5強の揺れを観測した地域もあったそうですが、こちらでは全く気づきませんでした。

 昨日は転倒後リハビリ中の男性のお宅で83回目の指圧、御客様がいらしていてリビングでお話をされていたようで、車椅子で急いで移動してベッドに横になる動作を御自身の力で行った後でも脈は普段と変わらずに1分間に66回、リハビリの筋トレに真面目に取り組んでいらっしゃるので心肺機能が丈夫なのだなぁと思いました。

 体幹の歪みはほとんどなく、御客様とお話をする時に意識して姿勢を正していらっしゃったのでしょう。

 両足は少し冷えていましたが、全身指圧とラベンダーのオイルマッサージ後には温かくなりました。

 指圧を始めてしばらくして御客様がお帰りになって、奥様が買物に行ってくるというので留守をまかされて指圧を続けました。

 指圧が終わるのと入れ替わりのタイミングで奥様が帰宅され、大急ぎで買物をしてきて大変だったと思います。

 介護をしているお宅では買物のタイミングも突然の御客様の訪問で行けなくなることもあります。

 私などは時間に余裕を持って予約を入れていますから、多少奥様の帰りが遅れても帰るまで待っていようと思えますが、訪問マッサージを専門でやっている方は次の移動が決まっているので大変です。

 そんなことを思いながら帰ってきたら、留守電が入っていて、すぐに指圧をすることになっていました。

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2017年6月24日 (土)

80代女性、帯状疱疹後左肩が上がらない、2回目の指圧。

624 色づき始める

 今朝はブルーベリーの実が色づいていました。紫外線はブルーベリーの収穫には必要なものですが、人間の肌にとっては紫外線による日焼けがシミや皮膚癌の原因にもなります。

 80代女性、主訴は帯状疱疹後に左肩が痛くて上がらないこと、1週間ぶり2回目の指圧です。

 晴れて気温もそこそこ高い時間の指圧でしたが、前回のような吹き出すような汗はかいていません。

 背中も前回の指圧の時ほどの猫背ではなく、肩屈曲(前方挙上)は100°を超えています。

 今回は検査を兼ねて仰臥位左肩から指圧を始めました。
 左橈骨動脈で脈は1分間に66、落ち着いています。

 鎖骨周囲の鎖骨下筋や僧帽筋の停止部の指圧ではコリコリと音がして、左肩には不安定さがあります。

 左上肢の指圧後、肘を曲げて左上腕をマットに着けたまま少しずつ肩を外転させたり、右手と左手を組んで、右手で少しずつ左手を内転方向に引っ張るストレッチ(というよりは動かし方)を覚えていただきました。

 右上肢や下半身には特に問題はなく、伏臥位の指圧で前回はあった左肩甲骨外側の小円筋や棘下筋の神経痛様の痛みが今回はありませんでした。

 背中の指圧がとても気持ちいいとのことで、前回の指圧での円背の改善が左肩の痛みの緩和につながっているようです。

 全身指圧後、四つん這いで、両手を徐々に前に伸ばして肩関節屈曲のストレッチ、両手を外側に広げて肩関節外転のストレッチを覚えていただきました。

 壁を使った立位でも肩屈曲と外転のストレッチを行って、痛みの出ない範囲で肩を動かすことを朝、晩に加えて、できる時には何回でもするようにとアドバイスさせていただきました。

 指圧とストレッチ後、肩屈曲は130°を超えて上がりました。

 左肩の動かさな過ぎをなくして動かすようにしていけば、年齢的に時間はかかるかもしれませんがもっと肩は上がります。

 後は毎日左肩を動かしていただけるかどうかだけです。

 肩の回旋腱板の周囲に傷はあるようですが、背中の「気持ちいい」が旦那様の介護のストレスや帯状疱疹の痛みの記憶を消すのに効果的だったようです。

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2017年6月23日 (金)

叩いてしまうと叩くがエスカレートしていく。

623 夏空に蔓を伸ばすキウイ

 今朝は空気が爽やか、夏の青空に向かってキウイの蔓が伸びています。

 あん摩マッサージ指圧理論では、あん摩とマッサージの圧迫法でも指圧と同じように強く圧せとはしていません。

 圧は漸増、漸減、徐々に圧を加えて、徐々に圧を抜いていく、急激に力を加えてはいけないとしています。

 叩打法も、主な目的は神経や筋肉の興奮性を高めることですから、リズミカルであること、指を開いたり、両手掌の中に蓄えた空気を抜いて、重たいぶつかりを避けることが大切です。

 叩打法がセラピーであるためには体と接触する時間をできるだけ短くします。私のアロマ指圧講座では、皮膚表面と接触した瞬間に上に引き上げる「引き技」として叩打法を覚えていただいています。

 自民党を昨日離党した女性議員のニュースで流れた音声では、怒っているうちに怒りが増していき、叩いているうちに、叩くという行為がエスカレートしていっているようでした。

 興奮を続ければ息が上がって繊細なタッチや適量の優しい刺激はできなくなります。

 息をしっかりと吐きながら施術をしなければ、指圧も叩打法も暴力の力が加わります。

 謙虚に、冷静に、細胞の一つ一つが命だと思って、丁寧に時間をかけて施術をしましょう。

 嫌なニュースが続く時こそ、リフレッシュの場が必要です。

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2017年6月21日 (水)

「ヘッドバンギングは良くない」XJAPAN YOSHIKIさんの会見。

621 ジャガイモの花

 夏至の今日は雨の予報、ジャガイモの花も濡れています。

 今朝の情報番組では首の手術をしたXJAPANのYOSHIKIさんが「ヘッドバンギングは体に良くない」とまだ痛みの残る体でしみじみと語っていました。

 頭を激しく上下に振るヘッドバンギングに耐えられる構造に頸椎はできていません。

 針金ならねじ切れる、スプーン曲げも最後にはねじ切れます。

 YOSHIKIさんは痛みで座っていることができず、脊椎全体で頭の重さを支えやすい立位のほうが楽のようです。

 手術は成功したそうですが6ヶ月のリハビリが必要とのこと、次回のライブではドラム演奏はせず、アコースティックライブにピアノで参加するそうです。

 むち打ちでも寝違えでも、頭が急に後ろに倒れる動きには注意が必要です。

 猫背で斜め下を向いて一時間パソコン作業はできますが、顎を上げて一時間真上を見上げるのは大変です。

 自らの痛みからヘッドバンギングへの注意を訴えたYOSHIKIさんの言葉には説得力がありました。

 理学療法士とともにリハビリを行っていくそうなので、コルセットをしている首以外のリハビリからになるはずです。

 左手の麻痺が改善してライブでピアノが両手で弾ければリハビリは大成功です。
 

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2017年6月20日 (火)

体幹の前屈をブームにしようとする流れもある。

620 日除けになりそうなミント

 昨日の暑さで窓にすだれを取り付けました。夏至前日の今日も真夏の暑さになる予報です。日なたのミントは乾燥していますが、日陰のミントは1mの高さまで成長しています。

 開脚の次は体幹の前屈をブームにしようとしているマスコミもあるようで、健康で普段から運動をしている人は別ですが、痛みを改善しようとしてストレッチをしている方は無理に伸ばし過ぎないようにしていただきたいと思います。

 180°の開脚でなければできない日常生活動作も、180°の体幹前屈でなければできない日常生活動作もありませんから、まずは痛みの出ない範囲で、普段の動きより大きく関節を動かすことからストレッチを始めます。

 肩の上がらない方のアイロン体操のような振り子運動は、腰でも股関節でも膝関節でも手足でも有効です。

 しっかりとした体幹前屈をするには、背筋や殿筋やハムストリングスなどの柔軟性が必要になります。

 猫背+О脚では立位体幹前屈の指先床間距離が大きくなります。

 体幹前屈のストレッチを続けると猫背とО脚が改善されるので、肩が上がらない方では肩関節後側の可動域を拡げることになります。

 五十肩の急性期で肩を動かすことは不自由でも、体幹の前屈を続けておくことは五十肩の早期回復につながります。

 体幹の前屈を仰臥位で背中を床に固定して考えてみると、腿上げでも一味違った効果が期待できます。

 両膝を胸に近づけるような腿上げをすれば下垂した内臓を上げることができ、便秘の解消にもつながります。

 体幹の前屈は体の後側のストレッチになりますが、腿上げは大腰筋のエクササイズになります。

 痛みの改善や体を丈夫にすることを考えれば、体幹の前屈と腿上げを、立位や仰臥位など、体位を変えて行うとさらに効果的です。

 普段動かさない方向へ動かす、動かすのは狭い範囲から始める、屈筋のストレッチはその反対側の伸筋のエクササイズとして考えてみる(伸筋のストレッチはその反対側の屈筋のエクササイズとして考えてみる)ことで、一方向のストレッチを補完し、一味違った効果が得られます。

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2017年6月19日 (月)

40代女性、自覚は肩こりでもむくみが痛みの原因。

619 ビワとキジとクリ

 先日降ったヒョウの影響もあるのか、御近所の畑にはビワの実が落ちています。ビワの木の奥にはクリの木があって、いろいろな虫もいてキジは食べ物に不自由していない様子です。

 40代女性、3日前は頭痛で、指圧に来た日は右の首から肩のこりが主訴になっていました。

 上腕外側まで大腸経に沿ったこりがありましたが、ひどい肩こりというほどの硬さではなく、どこを触っても余分なむくみがあって、脊柱の歪みはほとんどありませんでした。

 気圧の低下と運動不足、塩分の摂り過ぎ、ミネラル不足などが頭痛と肩こりとむくみの原因として考えられます。

 指圧前、伏臥位から仰臥位への体位変換の時、指圧後3回とトイレに行ったのでむくんでいたのは明らかです。

 指圧中おなかもよく動きました。

 「水分の摂り過ぎか?」と質問されましたが、水分は摂らないと脱水になってしまい肩こりも悪化しますから、室内の仕事をしているようなので減らすなら塩分です。

 根っこの野菜を食べてカリウムを摂るか、麦茶でミネラルを摂ることでも体内の過剰なナトリウムを排出してむくみを減らします。

 運動をする気力と体力がなければ、こりもむくみも指圧で緩和できます。

 今朝は半袖では涼しいくらいでしたが、日中は30℃近くになりそうです。

 ストレスや仕事の忙しさで下を向いて座っている時間が長かったり、同じ姿勢が続けば血流は滞り免疫力も低下します。

 今メンテナンスをしておけば夏本番のダメージを減らすことができます。

 

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