心と体

2018年7月21日 (土)

40代女性、肩こり、頭痛、食欲不振、指圧後に体が冷える、夏バテの自律神経症状。

719 セミになりたて

 翅も背中の色も淡い、殻を脱いで間もないセミ、最初に飛び立つ機が熟すのを待っているようです。

 40代女性、職場で汗をかくので熱中症予防のためにたくさん水をとっているとのこと、主訴は頭痛、肩こり、食欲不振です。

 暑い中を車で指圧にいらっしゃいましたが、冷房効かせていたので体に熱は溜まっていません。

 座位では右肩が前に出て下がり、左肩が上がっていて、左背部が後ろになるためにこっています。

 全体的にむくんでいて、右の側頸部から耳の周囲の指圧では頭痛につながる痛みがありました。

 左足底から腎経に沿った圧痛点があり、水の代謝が悪い状態を示しています。

 腎と耳はつながるので、水で薄まった胃液で消化力が落ちて食欲不振になり、そこから気持ちの悪さ、内耳リンパの水の停滞、むくみによるだるさ、片頭痛なども結びつきます。

 伏臥位の指圧の後にはトイレに行き、停滞していた水が流れました。

 仰臥位の指圧中は小さい音ながら4、5回はおなかが動き、胃内停水や腹部の強い拍動はありませんでした。

 上肢の指圧からは眠りました。

 普通はこれで血色が良くなるのですが、指圧後は体が寒くなったそうで唇の色が暗いのが気になりました。

 しかし、肩こりや頭痛はなくなったとのこと、猛暑で自律神経の調節できにくくなっているようですが、しばらくすると体内の血流の配分が調整されたことによっておなかが空いてきてもう少し血色が良くなると思います。

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2018年7月20日 (金)

熱を逃がすには軽くて速いテンポのタッチ。

720 猛暑で咲いたグラジオラス

 猛暑で花の少ない庭にグラジオラスが一輪咲きました。グラジオラスは「用心、用意周到」という花言葉を持っています。

 連日、猛暑と熱中症のニュースが続いています。

 熱中症の予防としては水分と塩分をこまめに補給する、対処法としては首や腋窩などの大きな動脈を冷やすなどがあります。

 のぼせを下げるツボは足の甲の第一趾と第二趾の間で、足趾の付け根から中足骨間のくぼみを足首のほうへたどってぶつかる中足骨底の「太衝」が有名です。

 肝経のツボですから興奮して血の気が多くなった頭部顔面への血液の配分を調整するように働きます。

 眼球掌圧や前頸部の頸動脈小体を刺激する指圧で血圧と脈拍を下げることもできます。

 しかし、熱がこもって重篤な状態にもなる熱中症ですから、まずは涼しい環境に移動して首や腋窩などの大きな動脈を冷やします。

 血管が拡張して全身が充血しているような状態が熱中症ですから、強い刺激やワンタッチの時間が長い刺激をしてはいけません。

 弱くて速いタッチには、冷たいタオルで体を拭くような効果があります。

 サラサラと、接触時間の短い指頭軽擦などで熱を逃がすのが正解です。
 

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2018年7月19日 (木)

爪先を内側にむけて立てば浮き趾解消。

719 生まれそう

 地面に落ちてひっくり返ってアリにたかられてもがいていた脱皮中のセミを、1mくらいの塀の上に助けておきました。薄い青と緑と白が混ざった作りもののような色のセミは無事に飛び立つことができたでしょうか?

 昨日NHKの『ガッテン!』で、浮き趾が肩こり、頭痛、腰痛、膝痛の原因になるということを10万人のデータをもとに紹介していました。

 踵に体重がかれば下腿前則の前脛骨筋が使われ、爪先体重であればふくらはぎの下腿三頭筋が使われます。

 足底の構造から、土踏まずのある足内側よりも足外側のほうが地面に接地しやすく、踵体重であれば浮き趾になって、足底外側方向に倒れやすく、内反捻挫になる可能性が高くなります。

 楽な体の使い方では、爪先が外側を向いた踵体重+膝軽度屈曲+股関節外旋のО脚になって、上半身は腹筋も背筋も使わずに猫背になります。

 猫背のО脚では、首、肩、腰、膝に負担がかかり、肩こりや腰痛の原因となるので、一点だけ意識をするのであれば「爪先を内側に向ける」ことをお薦めします。

 もちろん爪先を正面に向け続けて足底全体で接地することができればいいのですが、一度爪先を内側に向ける矯正をして立ってみると、下肢内側の筋張が生まれて、О脚に抵抗する筋肉を普段使っていないことが意識できます。

 大股で歩くことも、後ろに残した爪先で地面を蹴り、殿部から下肢後側の筋肉を使うことになります。

 浮き趾は爪先を内側に向けて立つことでも、大股で歩くことでも矯正することができます。

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2018年7月17日 (火)

70代男性、猛暑で筋肉の芯(深部)が硬い。

717 秋のトンボが


 今朝はいつもなら夏の終わりにやって来る種類のトンボが庭のミントにとまっていました。暑過ぎてヤゴからトンボに変わる成長をせかされて、ミントの清涼感で厳しい環境に耐えようとしているかのようです。

 70代男性、38℃超えの暑さの中、連休疲れの指圧です。

 いつもよりも筋肉の中心部が硬く、猫背の弯曲が大きく、左肩上部から左上肢外側、左棘下筋、右肩上肩根点、背部などがこっていました。

 だらだらと汗をかいて指圧に来る方もいらっしゃいますが、肌は汗ばんでおらず、服は汗染みになっていません。

 車でいらっしゃったので、水分補給とエアコンによる温度管理にも気を配っていらっしゃったのでしょう。

 左上腕外側には三角筋中部から上腕三頭筋の大腸経に沿ったこりがあって、表面は水の当たりを感じて柔らかく、筋肉の芯だけがこっています。

 これはおそらく猛暑で不感蒸散する分の水分を皮下に集めて体温を下げるための水分分布なのでしょう。

 点滴のようにこまめに水分と塩分を補給していたのではないかと思います。

 表面は柔らかくても筋肉の芯に集約された硬さで、指紋部に当たる感触はいつもよりも硬く感じられました。

 指圧中はおなかがよく動いたので、暑さのストレスで交感神経優位の状態が続いていたのだと思います。

 指圧後は背中が伸びてこりがゆるみました。

 皮下3ミリにある浅リンパが皮下に漏れ出たむくみを回収しますが、暑さに対抗するために、リンパがわざと働きを抑制するということもあるように思います。

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2018年7月16日 (月)

猛暑で樹液が発酵する。

716 虫を呼ぶ匂い

 毎朝歩いている道ですが、昨日の猛暑で樹液が発酵してお酒の匂いがします。

 カナブンや蝶や蜂が競うように樹液に群がり、太い幹の周りを飛びかっています。

 昨日のような暑さがまだしばらく続きそうです。

 大雪や台風と同じくらい事故の起きやすい日だと考えて、体力に自信のない方は外出を控えたほうが無難な猛暑です。

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2018年7月15日 (日)

唇に当たる陽射しから口の中が乾くような暑さ。

715 水音が高くて出たくなる

 今朝は水分を補給してから歩き始めたのに、唇に当たる陽射しに口の中の水分を持っていかれたように口の中が乾いてきました。

 水音が高いのか、田んぼを泳ぐカモはすぐに水から上って方針を決めかねているようです。

 連続の猛暑日になりそうですから、無理はなさらずに、頑張らない日も必要です。

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2018年7月14日 (土)

もち麦の保水性、猛暑の脱水予防にもなるかも。

714 日陰に移動中

 今日は今年一番の暑さになるかもしれません。カマキリも日陰を求めて移動しています。

 もち麦は消化されるとゲル状になって水分を大腸まで運んでくれるので、ダイエットや便秘解消だけでなく、熱中症の予防にも効果があるかもしれません。

 昨日、もち麦をいつもより多めに単独で食べてから猛暑の中で一時間ほど草刈をしてそう思いました。

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2018年7月13日 (金)

姿勢が悪いと夏バテしやすい。

713 ピンクの小花

 ブルーベリーが熟す夏の強い紫外線を浴びて伸びるのは雑草ばかり、花の少ない庭に今朝はピンクの小さい花が咲きました。

 「姿勢が悪いと夏バテになる」、昨夜のテレビ番組で話題にのぼっていました。

 「姿勢が悪い→背筋や腹筋、下肢の筋肉などを使わない→動く時に使っていない筋肉を使うと早く疲れる」、なるほど、その通りです。

 暑いからといって冷房の風を直接体に当て続けると血行が悪くなって肩こりや腰痛などの症状は悪化します。

 暑さとだるさで体を動かさないでいると、疲労物質や痛み物質が体に溜まったままになって夏バテの症状が続きます。

 ジムに行かなくても、重りの負荷をかけなくても、気持ちよく体を動かしていれば疲労物質も代謝されていきます。

 「じっとしていることは人間の体には苦しいから姿勢が悪いと夏バテになる」と言うこともできます。

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2018年7月12日 (木)

往診、90代の旦那様、2週間前の救急外来が嘘のように元気。

712 蒸し暑い

 昨夜から時々雨が降って蒸し暑い朝です。柿が大きくなってきました。

 昨日は80代女性のお宅で往診、2週間前には前夜の体調不良からの救急外来で弱々しかった90代の旦那様が嘘のように元気になっていて、いつの間にかレストランで御馳走されることが決まっていて中華料理をいただいて帰ってきました。

 80代の奥様は元気な旦那様のしゃべりを持て余し気味、指圧ではふくらはぎがだるいとのことでしたが体調に大きな問題はありませんでした。

 命を長らえていくということは瞬間のサバイバルの積み重ねなのだと思います。

 時には判断を誤ることもありますが、早く気づいて修正して、生き物であるからとにかく生きるということに専念して、もしそのお役に立てているのであれば指圧もしますし、タンスの上に冬もののカーテンをしまうお手伝いだってします(実際にしてきました)。

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2018年7月11日 (水)

肩をぶつけて肩が上がらない、打撲かもっと重傷かの鑑別。

711 うちの庭からも

 探してみるとうちの庭でも蝉の抜け殻が見つかりました。蝉の声が近くなりました。

 電話で肩をぶつけて肩が上がらないという相談をいただきました。

 ロキソニンの湿布を貼っているとのことです。

 肩が打撲なのか骨折なのかを知るためには、まずは患部を確認します。一人の場合は鏡を2つ使ってでも傷が外に開いているのか、変形があるのか、確認してください。

 肩から離れた部位をトントンと軽く叩いて痛みがある時は骨折の可能性もあります。

 変形も出血もないようであればまずは患部を冷やします。

 上肢の付け根の外側かやや内側をぶつけることが多く、腕が全く上がらないということでもなければすぐに病院にいかなくていいと思います。

 痛みが増したり、高い熱が出るようなら病院へ行ってください。

 2、3日して痛みが徐々に引いても肩が上がりにくいようなら、四十肩、五十肩かもしれません。指圧で上がるようにしていきましょう。
 

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